家庭内別居とは?

夫婦関係が上手くいかずに、家庭内別居になってしまうことはありませんか?

家庭内別居というのは、離婚にまでは至っていないけれど夫婦関係が悪化して、口を利いてくれないなど形だけの同居が続いているような状態です。結婚生活が形骸化している状態と言っても良いと思います。

家庭内別居中の典型的な夫の様子としては夫が終始イライラしていたり、自室に閉じこもってしまい顔を合せても無視される。あるいは家にいることは分かっていても、顔を合せることもほとんどない。会話が必要な時は子供を通してか、メール/Lineだけで行うという事になっている事が多いです。

そこで、今回は、家庭内別居になったときの初期対応について詳しく解説したいと思います。

ご相談者様ご相談者様

確かにウチの旦那も最近ずっと部屋から出てきません!口も利いていないので完全に家庭内別居ですね。。初期の段階としてどう対応すれば良いのでしょうか?

家庭内別居の初期対応

家庭内別居になっていると気づいたら、次はその初期対応を検討する必要があります。

既に「声をかけてみる」「話し合いを提案してみる」などのことは行ったことがあるかも知れません。このように何かの行動を起こしても反応がないと言うことがあると辛いものがありますよね。

あるいは、しばらく会話をしていないので、相手が何を考えているのか分からず怖いという気持ちが一杯で、口頭では声をかけられないのでメール/Lineで連絡をしているということもあるかも知れません。

どちらにしても、相手から反応がない、あるいはあっても非常に微々たる反応になっているというのが家庭内別居の特徴です。

そこで、まず初期対応の1つとして重要になってくるのが「相手の行動観察」です。相手から無視されると、腹立たしくなって「もう関わりたくない」と思ってしまいますが、一切関わらないというのは適切ではありません。それだと、家庭内別居もずっと続いてしまうということになりますよね。

ですが、無理に関わろうとすると拒絶的な態度をとられて、こちらも嫌な思いをしてしまいます。

ですので、最初の段階では相手の行動観察をするに留めてみてください。

なぜ行動観察が必要なの?

ところでなぜ家庭内別居の解決のための初期対応が行動観察なのか?

それは、夫婦関係を修復するための突破口を見つけるためです。今まで、あなたはきっと闇雲に「とりあえず挨拶だけでも声をかけてみる」などのことを試みたのではないでしょうか?

もちろん、そのよわうに何かの行動を起こしてみることは大切です。しかし、実は家庭内別居していたとしても、よくよく相手のことを観察してみると、必ずしも一切、どのタイミングでも相手に関わる事が出来ない…ということはあまりありません。

確かに、大半は大半は夫が拒絶的態度をとっているかも知れませんが、それでも例外的に相手と関わり『やすそうな』タイミング・方法というのは必ず見つかります。そして、その最良のタイミングで、適切なアクションを起こした方が、効果・効率的に相手から反応を引き出すことが出来るのです。

反応というのは、例えば「挨拶をすれば、ウンとは頷いてくれる」とか「質問したことに首を振るなどして返答してくれる」などのことです。もちろん、もっと良い反応が出てくることもありますが。

ポイント解説
ともかく、こういった相手からの反応を引き出しやすいタイミングというのが必ずあります。そのための行動観察です。

行動観察の中身ズバリ3つ

では、具体的に家庭内別居を解消するため、どういった点に注目して観察すればいいのでしょうか?

最低限観察しておきたいのは、ズバリ次の3つです。

  • その1.相手の帰宅時間・外出時間
  • その2.自分以外の人に対しての関わり方
  • その3.相手の表情

1つずつ解説していきます。

まず1つ目に観察しておきたいのは「相手の帰宅時間・外出時間」です。

それも、曜日ごとで出来れば確認していきましょう。例えば「月曜日は朝7時くらいにはもう仕事に出かけて、夜は8時くらい。でも、金曜日は比較的出て行くのが遅くて、朝は8時半くらいで、夕方には帰ってくる」という具合です。仕事の休みの日もできる限り観察してみてください。

2つ目に観察しておきたいのは、「自分以外の人に対しての関わり方」です。

例えば「電話がかかってきたときは、普段通り会話をしているようだ」とか「子供とは会話をしている」とか、「夫婦2人だと全然会話してくれないけれど、友人が来たときなど3人以上になると、わりと普通に会話している」などです。

このように、自分以外の人に対してはどう関わっているのか?自分以外の人が同席して3人以上になった時はどう反応しているのか?これらのことを観察する必要があります。

3つ目に観察しておきたいのは、「相手の表情」です。

家庭内で顔を合せたときだけでかまいません。相手の表情をチラッと見たのでかまないので、表情と様子を確認していきましょう。手帳のカレンダーなどに、自然な表情だったということであれば、丸をつけます。逆に機嫌が悪そうだったということであれば、×をつけておきます。どちらもと言いがたい場合は三角です。

このように記録をとることで、次第に精神状態が良い方向に向かっているのか?それもと悪い方向に向かっているのか?というおおよその傾向を知ることが出来ます。短期間では、顔の表情の善し悪しは上下してしまうのですが、しばらく記録を付けていくと、例えば「最近は丸がつく日が増えてきたな」とか、そういう傾向が分かるようになってきます。

こう言った行動観察を通して、様々なことが分かってくるので、その分かったことを元に、次の具体的なアクションを決めていきます。闇雲に思いついた行動をとっても失敗してしまう可能性が高いので、最初は行動観察を心がけてみてください。

まとめ

今回は、家庭内別居とは何か?そして、その初期対応について具体的な方法をお伝えしてきました。家庭内別居は相手からの無視や、相手が部屋に引きこもるなどのことで、結婚生活が形骸化してしまう事を指しています。

もし、自分の夫婦関係も家庭内別居になっているのかもしけないと思ったら、今回の記事を参考に初期対応を行ってみてください。初期対応として重要なのは、行動観察です。必要最低限、まず観察しておきたいのは「相手の帰宅時間・外出時間」「自分以外の人への関わり方」「相手の表情」です。この3つの情報が整理できてくると、家庭内別居の突破口はかなり見つけやすくなります。

ぜひ、まずは行動観察から始めてみてください。