別居後のルール

別居が始まる際には、婚姻費はいくら払う、子供との面会はいつにするなど、様々なことを決めてスタートするのが妥当です。それがなければ、次第に夫婦関係にも悪影響を及ぼすことがあります。

例えば、相手が連絡もいい加減、面会もしない、婚姻費も支払いがまちまち。。こういったことを防ぐための別居前のルールですが、今回はそれをきちんと守ってもらう事が大事ということについてお伝えします。

ルールが形骸化

別居してから、1か月に1回は一緒にあって食事をしようと提案しても、なかなかそれを守ってくれないということがあります。このように別居中の約束が形骸化してくると、様々な面で、関係が薄れてくる可能性があります。

これは壊れ窓理論と言って、たった1つの窓が壊れている。ただそれだけで、次第にその町全体が腐敗してくる、という理論とよく似たところがあります。1つ何か約束が世守られないということがあると、次第に、「もうこれもいいか」と様々な努力が崩れていってしまうのです。

約束を破った初回が大事

ですから、別居中にご主人と何か約束したことについては、できる限り守っていくことを優先していきましょう。最初の習慣化されるまでの数か月は大変ですが、それでも、その労力をかけた以上の見返りがあるものです。

約束が破られなかった最初が肝心です。その時にきちんと軌道修正して「次回は守ってもらう」ということが必要です。そうすると、それ以降はまた、しっかり約束を守ってくれることが多くなります。

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さて、今回の『別居後のルールが形骸化しないために』の記事はどうでしたか?

別居した後、ルールを守ってくれないということがあれば、今回お伝えしたように初回できちんと軌道修正するようにしてみてください。

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