夫からの愛情表現がない…と感じたことはありませんか?一度、その事を感じてしまうと「これからも日常の用件を、ただこなしていくだけの毎日になるのではないか」など、不安になることもあるかも知れません。そこで、実際に愛情表現が少なくなったと感じた体験談やその影響、対策などについて詳しく解説します。

こんな人にお勧め
  1. 愛されている実感が持てない
  2. 結婚生活が生活のためだけになっている
  3. 情緒的やりとりがなく寂しい

夫から愛情表現がないことの影響

夫の愛情表現がないことで、どのような影響が生じるのでしょゅうか。ここでは、自己肯定感の低下や感情的な繋がりの希薄化など、愛情表現不足が引き起こす問題について詳しく解説します。

愛されているのか分からず不安

夫からの愛情表現がないと「愛されているのか?」「大切にされているのか?」といった不安を抱きやすくなります。こうした不安が増えていくと、妻は夫の愛情を確かめたくなり、頻繁に「私のことを愛しているのか?」と尋ねることも増えます。しかし、このような質問が繰り返されると、夫は次第に表面的な返答しかしなくなったり、質問自体を煩わしく感じることがあります。その結果、さらに自分が愛されているのかどうか?不安が大きくなります。

不安な様子

自己肯定感が下がる

2つ目の影響として、妻が次第に自分の存在意義に実感を持てなくなり、自己肯定感が低下するということが挙げられます。愛されているという実感が得られないため、「自分がここにいても夫にとって何のプラスにもならないのではないか」といった自己否定的な思考が生じやすくなります。このような感情が自己価値感の低下につながります。

感情的な繋がりが低下

3つ目の影響は、夫婦間の感情的な繋がりが低下する点が挙げられます。単に生活を共にしているだけなんじゃないか?といった気持ちが生じやすくなり、結婚生活が上辺だけのもののように思えます。情緒的なコミュニケーションが欠けると、夫婦の間に疎外感が生まれたり、共感や信頼関係が弱まり、ただの同居人のような感覚が湧いてくることもあります。

体験談『夫から愛情表現がなく孤独を感じる』

ここでは、夫婦やりなおし相談室に御相談いただいた方からの体験談を紹介します。ブログ読者さんのお役に立てればという趣旨で送ってもらっているので、ぜひ参考にしてください。

「愛している」と言われなくなった

結婚して数年が経った頃、夫からの愛情表現がどんどん少なくなっているように感じ始めました。以前は「愛している」と言ってくれていたのですが、それもめっきりなくなってしまったのです。日々の生活で、家事や仕事に追われて過ぎていくだけで、結婚生活がただ生活のために続いているように思え、心のどこかで孤独を感じていました。

何度も愛情を確認

そんな寂しさから、私は頻繁に夫に「私のことを愛しているの?」と聞くようになりました。最初は夫も答えてくれていましたが、回数を重ねるうちに返答がどんどん短くなり、最後には「何度も聞くな!」といわんばかりの態度に変わっていきました。ついには、そのことで喧嘩になることも増え、関係はどんどん悪化していったんです。

確認する様子

捉え方を変える

このままではダメだと思い、私は夫婦やり直し相談室で相談することにしました。そこで、私は「愛情の表現方法は人それぞれ」ということを教えてもらい「はっ」としました。夫は彼なりに一生懸命働くことだったり、時折、お土産を買って帰ったり、一緒に休日に何かをしたり…確かに、そういった行動も愛情表現だなと思ったんです。私は言葉だけが愛情表現だと思っていましたが、それに気づいた瞬間、今まで見えていなかった夫の思いやりが少しずつ理解できるようになりました。

夫への見方が変わる

それからは、夫のことをもう一度肯定的に見ることができるようになり、以前抱えていた不安も少しずつ消えていきました。愛情表現は人それぞれ…。そのことが分かってから心に余裕ができ、忙しい中でも情緒的な繋がりをまた実感できるようになりました。

夫から愛情表現がないときの対策

ここでは、夫からの愛情表現がないとき、どのような対策をとることができるのかについて解説します。全てを行動に移す必要はないですが、どれか1つだけでも実践してみてください。

自分から表現してみる

夫の愛情表現がない場合、自分から率先してそれをしてみるということが考えられます。相手に愛情表現を求めるだけでは、状況が改善しにくいことも多いため、まずは自分が模範となって行動します。例えば「愛している」「感謝している」といった気持ちを素直に伝えることで、相手も次第に同じように反応してくれやすくなります。

相手の行動を見直す

2つ目の対策として「相手の行動を見直してみる」ということも考えてみてください。多くの人は必ずしも言葉で感情を伝えるのが得意ではなく、むしろ行動で気持ちを示す方が自然な場合もあります。例えば、夫が仕事に真剣に取り組んだり、休日を一緒に過ごしたりすることも、愛情の表れかもしれません。

また、夫が仕事の愚痴をこぼしたり、悩みを相談することも、実は妻だからこそ心を開いている証拠となることがあります。こうした言葉以外の行動や態度にも目を向けることで、相手の愛情を新たな角度から理解できるかもしれません。

率直に要望を伝える

3つ目の対策として、率直に要望を伝えることも考えてください。自分が言葉での愛情表現を望むのであれば、例えば「もっとお互いに思っている気持ちを言葉で伝え合いたい」と率直に提案してみる、ということです。

多くの場合、夫が愛情を持っていても、忙しい日常に追われ、愛情表現が意識から抜けてしまっていることがあります。そのため、率直に要望を伝えることで、夫も自分が言葉で愛情を最近伝えていなかった…ということに気づけることもあるからです。

要望を伝える様子

まとめ

夫の愛情表現が少ないと感じると、自己肯定感の低下や感情的な距離が生まれやすくなります。しかし、愛情表現には言葉以外にもさまざまな形があり、相手の行動や態度に目を向けることで新たな発見が得られます。その他、具体的なノウハウについては、下記の無料登録フォームより専用ニュースレターをご登録ください。

よくあるご質問

ここでは『夫の愛情表現がない』について、よくある質問をQ&A形式でお答えしていきます。

愛情を実感できず、結婚生活を続ける自信がない

【Question】
夫からの愛情を実感できず、このまま結婚生活を続けていく自信がなくなってきています。夫は言葉や態度で愛情を表現することが少なく、私自身、孤独感や不安を抱くことが増えました。何度か「私のことを愛しているのか?」と尋ねてみましたが、逆に関係がぎこちなくなってしまいました。夫婦としての繋がりが薄れているように感じ、このまま結婚生活を続けて良いものか悩んでいます。

【Answer】
愛情がある態度や言葉が感じられないと寂しく感じてしまいますよね。ただ、実際に相手に愛情があることと、それをきちんと相手が表現してくれ妻である自分が実感できることとの間には、いくらか開きがあります。まずは、相手の愛情表現には、さまざまなバリエーションがあるのだ、という認識を持って、もう一度相手の行動を見直すことから始めてみてください。

参考ページ:夫婦を続ける自信がない!そう思ったときの対処法

夫の態度で自己肯定感が奪われる

【Question】
最近、夫の態度から自分を愛しているものとは思えず、自己肯定感がどんどん奪われているように感じています。私が何か話しかけても冷たい返事や無関心な態度が続いています。自分の存在意義や価値を感じられなくなり、何だか疲れてしまいました。離婚するつもりはないのですが、どうにか自分の気持ちを立て直す方法はないものかと思っています。

【Answer】
相手の態度が良くないと、自己肯定感が持てなくなってしまうこともありますよね。どのように気持ちを立て直すか…ということですが、いったんこれはご主人との関係以外のことに目を向ける方が良いと思います。夫婦関係以外のことで、まずは自分の肯定感をとり戻していきましょう。例えば、趣味に取り組んでいたら、その達成感で自分の事に少し自信を取り戻すことができるかもしれません。あるいは、友達にシンセ一にできれば、自分のことが誇らしい気持ちになれるということもあります。ご主人のことは、そういったことのあとで取り組んでみても良いと思いますよ。

参考ページ:自己肯定感を奪う夫!回復方法や旦那との関わり方など解説