後手の対策は効果が薄い

多くの人は「相手の気持ちを傷つけたから謝罪しよう」、「思わず『離婚する』と伝えてしまったので、メール/Lineで本意ではないことを伝えよう」のように、後手の対策に時間を使ってしまいます。

しかし、実は夫婦関係を前進させるために効果的なのは、このよえうな後手の対策ではなく「予防」です。「対策」と「予防」であれば、夫婦関係に効果が高いのはダントツに「予防」なのです。

なぜ予防は夫婦関係に効くのか?

「対策」と「予防」では、どうして予防のほうが夫婦関係に効くのでしょうか?

例えば、歯のことを考えてみてください。定期的に歯科検診にいけば、大きな虫歯になる事はないですし、仮にそうなったとしても、すぐに修復出来ますよね。一方、虫歯になり、痛みが生じるようになって初めて歯医者に行くということだと、治療に時間もかかる上、大きな痛みが伴うことも多々あります。

つまり、普段から予防に専念しておいた方が、時間も労力もずっと少なくてすむのです。このように、後手の対策は、問題に振り回されてしまいます。しかし、先手の予防だと、効果が高い上、時間も労力もかかりません。

これは夫婦関係でも全く同じなのです。

予防は夫婦関係は大きく前進させる

あなたの夫婦関係は、後手の対策ばかりに追われていませんか?

「夫が怒ったから、謝罪しよう」、「夫が浮気をしたから、話し合いをしよう」などのように。もちろん、問題の発生をゼロにすることはできませんが、予防にチカラを注ぐことで、問題は次第に減っていきます。

そして、時間も労力もかかりません。夫婦関係は予防的に行動していく事がとても大切なのです。具体的には下記のような行動をとることができます。

  • 例1.日頃から夫と一対一で会話する時間を10分はとる
  • 例2.小まめに気にかけている事が分かるように声をかける
  • 例3.夫が今、関心を持っていることを自分も把握しておく

このように予防的な行動を普段からとっておくことで、夫婦問題の発生自体を最小限に抑えることが出来ます。そして、万が一別居をする、しないなどの問題が生じたときも、素早く解決していく事が出来ると言うことにつながります。

普段から信頼関係を築いておくからこそ、夫婦問題の解決もスピーディに行なえると言うことです。

予防思考で行動することは、夫婦関係に好循環をもたらしますので、調子が良いときにもしっかり夫婦関係を築くことに力を注いでみてください。

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