ご主人が毎日、離婚と繰り返し言ってくるときがありませんか?このような時は、毎日気持ちが落ち込んでしまいますし、夫の離婚の意思が固いので、もう夫婦関係の修復も難しいのではないか?などのように思ってしまいますよね。

今回は、このように「離婚」と騒いでくるご主人に対して、どういったタイミングで対処していけば良いのか?について詳しくお伝えします。毎日のように、離婚するとご主人から言われているときは今回の記事を参考にしてください。

ご相談者様ご相談者様

確かに、夫が離婚だと、毎日伝えてくるのでどうすれば良いかな?と悩んでいます。繰り返し言われると、とても不安になりますしこのまま夫婦関係をやり直す事が出来ないのではないか?と思ってしまいます。

対処するタイミングを見極める重要性

離婚問題がおこれば、直ぐにでも解決に向けて対処したくなってしまいます。しかし、対処すべきタイミングも考えなければいけません。間違ったタイミングでどれだけ頑張っても上手くいかないからです。

逆に適切なタイミングで行動をとれば、それだけ結果が出やすくなります。多くの人は、この離婚問題に対処すべきタイミングというのを考慮していません。しかしこの点を考慮せず、ただがむしゃらに行動をとることは夫婦関係が悪化することの原因にもなります。そのため、解決に向けての行動を適切なタイミングでとることが肝心です。
結果が異なっている様子

離婚問題を対処すべきタイミング

離婚問題に向けて積極的に解決を図ろうと思い、行動すべきタイミングはいくつかあります。ここでは、その代表的な物を取り上げ解説します。

相手が落ち着いている

相手が落ち着いている時は、離婚問題の解決に向けて、こちらが積極的に行動をとっていくときです。例えば、話し合いの機会を設けたいと伝えたり、共有時間をとるなどの行動をとります。どのような行動であっても、自分から動くことが肝心です。

関係性が停滞している

積極的に離婚に向けて進んでいるわけではなく、会話がなかったり、ほとんど共有時間がないような場合、関係性が停滞しているといえます。このようなタイミングでは、基本的には離婚問題解決に向けて行動していくようにします。

他のことに気が向いている

離婚したいという相手が、仕事や雑事で別のことに意識が向いているタイミングの時は、基本的に解決に向けて積極的に行動をとっていくことが多いです。ただし、離婚問題解決に向けて話し合いをする…というよりは、共有時間をとったり、2人でリフレッシュできないか…といった行動をとることが基本です。こういった行動は、離婚問題解決に向けての有効な方法です。逆に、相手が忙しい時に、離婚問題について話し合いなどをすることは適切ではありません。
相手が忙しい様子

気持ちに余裕がある

自分の気持ちに余裕がある時も、行動をとっていくべきタイミングの1つです。逆に、自分の気持ちに余裕がなく、焦りや恐怖で一杯の時は、行動をとることは控えた方が適切です。ネガティブな気持ちで一杯の時に、何にかの行動をとってもよい成果には結びつかないからです。

離婚問題解決に向けて動かない方が良いタイミング

前述とは反対に、離婚問題の対処をするべきではないタイミングもあります。そこで、NGのタイミングをここでは取り上げ、その理由なども含めて解説します。

離婚要求が激しいとき

相手の離婚要求が激しいとは、積極的に行動するべきではありません。このようなタイミングでは、相手が興奮しており、勢いのまま、離婚を押し切られてしまうことが多いからです。

例えば、毎日のようにLineで離婚の話しがくるとか、連日話し合いをしているような場合です。このようなタイミングでは、相手が一刻も早く離婚に合意してもらおうと必死のため、何か行動をとっても相手が更にヒートアップしていきます。

敵対的な態度をとっているとき

積極的に離婚の話しまではしてこないけれど、相手が憎しみに満ちていて、非常に態度が悪いときがあります。このようなタイミングで働きかけると、さらに相手が機嫌を損ねてしまうことがあり、逆効果になりがちです。

義理両親が離婚要求してくるとき

パートナーだけでなく、義理両親が相手と一緒になり離婚を要求してくるようなタイミングがあります。このような場合、離婚するために何かの行動をとるのは難しい時があります。判断は難しいので、専門家と相談して決める必要があります。

自分の不安が大きいとき

自分の気持ちに余裕がなく、不安や焦りが大きいときは、離婚問題解決に向けて行動をとることを控えた方が良いです。焦りが大きいと、たいていは失言や不適切な決断をしてしまいがちだからです。また、不安が増大していると、その不安を解消するために相手に無理強いをしたり、要求が強くなったりしがちだからです。

補足解説

不安が大きいときは、配偶者に対して交流しようという気持ちになりにくいです。また、回避的で、コミュニケーションをとることに負担を感じやすいという点もあります。また、自分が不安を解消したいがために、相手に対しそれを過剰に求めたり、疎外感を感じる結果にも。
参考:How Anxiety Affects Your Marriage

まとめ

なかなか守勢と攻勢の切り替えタイミングを読むことは難しいですが、状況を見ながら、切り替えられるようにしていきましょう。この切り替えのタイミングが、夫婦関係の修復に大きく影響します。その他、離婚問題解決についての詳しい情報は下記の夫婦関係修復ニュースレターをお読みください。

よくあるご質問

ここでは『離婚問題に対処するべきタイミング』について、よくある質問をQ&A形式でお答えしていきます。

離婚の話し合いをするタイミング

【Question】
夫が離婚を考えています。そこで、何とか話し合いたいです。しかし、夫の仕事が忙しく、タイミングが掴めません。夫が疲れて帰ってきたときに話を持ち出すのは避けたいですし、休日もゆっくり休んで欲しいと思うと、いつがベストなのか悩んでいます。どんなタイミングで話し合いを持ちかけるべきか、どんな風に切り出せば良いのかアドバイスをいただけると助かります。

【Answer】
話し合いのタイミングを見極めることは難しいですよね。できる事の1つは、予告しておくことです。例えば「今度の日曜日に離婚のことについて話しをしたいので、時間をとってもらえないか?」というようにです。このように予告して、それで承諾が得られれば、夫も心の準備ができているので、多少疲れていても応じてくれる可能性が高いです。

参考ページ:夫婦で話し合うならタイミングはいつが良い?

同居に戻すのに良い時機は?

【Question】
夫と別居してしばらく経ちます。お互いの距離を置くことで冷静になれる時間が必要だと思い、別居という選択をしましたが、同居に何時のタイミング戻したらいいでしょうか?

夫には「いつでも戻ってきてほしい」と伝えていますが、頑なな状態です。できる限り早く別居を解消する方が良いのか、それとも、しばらく様子をみた方が良いのでしょぅか。判断がつきません。
【Answer】
いつでも戻ってきて欲しいと伝えているのであれば、そこまで焦って同居に戻すための行動をとる必要はないです。逆に、急かしてしまうと余計頑なな態度をとることが多いからです。理想を言えば、相手から同居に向けての話が出ることですが、そういった話題ができるように、今は夫との心理的距離を縮めていくことに専念してみてください。

参考ページ:別居解消のタイミング。守勢と攻勢

修復の話しをするタイミングは?

【Question】
夫から一方的に、離婚を求められています。理由を詳しく聞いても、夫は「もう気持ちがない」、「このまま一緒にいても意味がない」というばかりで…。修復のために話し合いの場を持とうとしても、応じてくれません。私は夫との関係を修復したいと強く思っていますが、どのようなタイミングで話をすればいいでしょうか?

【Answer】
相手が離婚に対して頑なな姿勢をとるときは、焦って修復までの話しをしようとすることは逆効果になりがちです。なぜなら、タイミングとして早すぎるからです。相手の感情とこちらの要望のギャップが多ければ、通常、相手は余計、離婚に対して早く進めようとしてしまいます。相手は気離婚したいという考えで、自分は結婚生活を続けていきたい、。このギャップが大きいですよね。このように、ギャップが大きいときは、無理に修復することを話すのは適切ではないので注意してください。

参考ページ:一方的な離婚要求を拒否するには?相手の心理や具体的な方法など解説