いつまで別居生活が続くの?

別居している期間が長いと、だんだん自分との闘いになってきます。

先が見えずに不安になってしまうからです。

「もう離婚になってしまうのではないか」、「このまま同居に戻せなくなるのではないか?」そう考えてネガティブ思考でいっぱいになることもあります。

場合によってはご主人からメール/Lineなどで毎日のように離婚の督促が来ることだってありますので、当然、気分も滅入ってしまいますよね?そのような場合、どう不安や絶望に立ち向かっていけば良いのでしょうか?

先の見えない不安や恐怖にどう立ち向かう?

別居生活が長引いて不安や絶望が押し寄せてきたとき、どうすれば自分のネガティブ思考をいくらかでも断ち切って、正気を保つことが出来るのでしょうか?

方法はいろいろありますが、私がカウンセリングでよくお勧めしているのは、運動です。

「はぁ?運動なんかで、私の不安や恐怖心が払拭出来るハズなんてない!」

と思ってしまいますよね。しかし、絶望を感じるほど、苦痛を感じているとき、そもそも難しい対処というのは出来ません。思考能力も低下して、今、生きているだけでも必死です。

だからこそ、やることはシンプルで、かつ簡単なことでないといけないのです。

運動といっても、難しい事はありません。ウォーキングなど、出来ることから大丈夫です。身体を動かすためには、外に出ることも考えてみてください。近所をぐるりと一周するだけでもかまいません。

新鮮な空気を吸って、気持ちを落ち着かせてください。

実証

運動は、精神的な健康に効果があるという事には裏付けがあります。オレゴン大学のキャラ・ルイス博士は、青少年抑うつ研究に参加した人達を対象にして、どのような治療方法が精神的な健康面にプラスになるのかを調べてみました。


出典:PubMed
この調査では抗うつ薬、認知行動療法、それらの併用、プラセボ薬などの比較を行いました。すると、行動することがもっとも精神的な健康面にプラスに働くということが確認出来たのです。

不安解消のための行動は毎日必要

仮に、不安や恐怖心を払拭するために運動をすると決めて、実際にそうすれば、その時の気持ちは少し落ち着きを取り戻せます。

「離婚したらどうしよう」「別居を解消できないときはどうしよう」という悩みが消えるわけではありませんが、それでも、感情としては一旦、正気を取り戻しやすくなります。そして、正気を取り戻せば、以前よりいくらか合理的で、正しい判断を下すことも出来ます。

しかし、このような感情の落ち着きを取り戻すための行動は、1日だけ試みるのでは良くありません。不安は、常に生じてしまうものだからです。今日、不安や恐怖を払拭出来たとしても、また翌日になると同じように不安が出てくることも多いですよね。

なので、運動で上手く不安を払拭出来たのであれば(たとえそれが一時的であっても)、翌日も、その次の日も、繰り返し運動に取り組んでください。習慣として取り組むことが大切です。

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