折角、マイホームを購入したのに、それがキッカケで家族崩壊になることがあります。例えば、ローンの負担が重すぎて精神的にしんどいや、自宅のことでケチをつけたら相手がものすごく怒ってしまった…などのことが発端です。そこで、今回は、家族崩壊の危機を避けるための対処方法や注意点など、詳しくお伝えします。

こんな人にお勧め
  1. マイホーム購入で夫婦関係が後退した
  2. 離婚危機になりそう
  3. パートナーが自宅のことで不満を募らせている

マイホーム購入による家族崩壊とは?

マイホーム購入による家族崩壊とは、自宅購入が発端となり夫婦関係に亀裂が生じ、離婚問題などに発展してしまうことを指します。マイホームには、それぞれの考えや価値観が強く反映されることも多い上、経済的にも大きな負担が強いられるため、場合によっては家族崩壊の危機につながります。大きな問題に発展させないためには、夫婦間で十分な話し合いをおこない、マイホームの購入を進める必要があります。

マイホーム購入が家族崩壊につながる理由

ときにマイホーム購入が家族崩壊や離婚問題に発展することがあります。ここでは、その原因について深掘りしてお伝えします。原因を理解することによって、対処方法も見当をつけやすくなります。早速、ご確認ください。

場所や間取りが気に入らない

夫婦のどちらか一方がマイホームの間取りや場所などに不満を抱えているということがあります。この場合、それが発端となり離婚は家族崩壊に発展します。例えば、妻は子供がいる学校の近くに住みたいと思っていたのに、夫が職場の近くが良いといい、どちらか一方の意見だけを優先してしまった場合などが該当します。
間取りが気に入らないと伝える妻の姿

そもそも購入に反対している

マイホーム購入に夫婦のどちらか一方が反対しているにも関わらず、無理にマイホーム購入に至った場合、家族崩壊の危機を招くことがあります。例えば、夫としては「マイホームの購入は負担が大きいので嫌だ」と御持っているにもかかわらず、妻が「どうしても購入したい」と契約を急がせた…などの場合が該当します。

ケチをつけることが多い

住宅購入後、どちらかが「自宅のここが気に入らない」とケチをつけてしまうことがあります。そのようなことがあると、相手は折角大金をはたいて購入したのに、このよゆうなケチをつけるとは許せない…という気持ちになり、家族崩壊や離婚問題などに発展してしまうことがあります。

ローンの負担が重い

ローンの負担が重く、時にその事が夫の気持ちを苦しめることがあります。深刻に考えすぎる場合は、鬱のような状態になることも。このようにマイホーム購入には、金銭的な負担があるため、そのことが発端となり「どうしてこんな重苦しい気持ちをあじあわないといけないのだ」と怒りに発展し、家族崩壊へとつながります。

家族崩壊を回避するための対処法

ここでは、マイホーム購入による家族崩壊の危機がある場合、それをどう回避するのかについて解説します。状況によってとるべき対応は異なりますが、できる事を1つずつ進めてください。

別のものに意識を向ける

とりわけマイホーム購入前後は、経済的な不安感や購入に対しての不満などから、うつ症状を伴うことがあります。そのため、極力、別のことに意識を向けるようにしてください。マイホーム購入のことで頭がいっぱいになると、悲観的に物事を捉え、心理的な負担が大きくなってしまうからです。

副業を始める

ローンの負担が、憂鬱な気持ちを誘発し、家族崩壊の危機を招いている場合、副業など収入を増やすことを検討する必要があります。ただし、この副業は楽しみながらできるような職種を選ぶことがポイントです。辛いだけの業務になると、「マイホーム購入をしたから、こんな大変なことになっているのだ」という印象が強くなり、逆に家族崩壊の危機を招くことになるからです。

感謝を伝える

場所が気にいらない、間取りが嫌だなど、マイホームに対して様々な不満点があるかも知れませんが、購入に至ることができたことについて感謝の気持ちをパートナーに伝えることが肝心です。感情的な満足感が高ければ、マイホーム購入に対しての不満を解消していきやすいためです。

夫婦間で話し合い

どうしてもマイホーム購入のことで、不満や怒りが収まらないという場合、夫婦間で話し合いの機会をもつことが必要です。場合によってはマイホームを手放すなどの選択肢が、夫婦どちらからか提案されるかも知れませんが、それも含めて検討しましょう。マイホームを維持したとしても、家族が崩壊してしまったのでは、本末転倒だからです。

マイホーム購入で夫婦が不仲になった場合の注意点

ここでは、マイホーム購入で家族崩壊の危機や不仲になっている場合の注意点を取り上げ解説します。注意点を守って対応をするようにしてください。

相手の立場に立って話しを聴く

マイホーム購入に関して相手が不満に思っている点や、不安に感じている点など、相手の気持ちを十分に聴く必要があります。不満の多くは、相手の感情や考えを無視してしまうことによって生じます。自宅を購入したことなどについては、今更変えることができないかもしれません。しかし、相手のマイホーム購入についての捉え方は変えることができます。その捉え方を変えていけば、夫婦の不仲や家族崩壊を避けることができる可能性があります。

自宅を維持することにこだわらない

あまりにも自宅を維持することが負担になっている場合は、それを手放すことを含めて検討してください。マイホームを維持すること、あるいは購入することに固執しすぎると、話し合いが平行線になってしまい、離婚の危機や家族崩壊を招くきっけかになってしまいます。

まとめ

今回は、マイホーム購入に伴う家族崩壊の危機についてお伝えしました。今回お伝えした原因や対処方法などをよく踏まえて、今後の対応を検討してください。特に、自宅を維持することにこだわりすぎると、離婚リスクが高まるので注意が必要です。その他、具体的なノウハウについては、専用ニュースレターを無料購読してください。

よくあるご質問

ここでは『マイホーム購入で家族崩壊』について、よくある質問をQ&A形式でお答えしていきます。

自宅の不満を伝えて離婚問題

【Question】
新しく建てたマイホームについて夫に自宅の不満などを言ったことで離婚問題になっています。新居の間取りなどについて、使いにくいなどケチをつけてしまったのですが、正直な感想を伝えたつもりでした。

しかし、夫は自分が否定されたと感じたようで、以来冷たくなり、話し合いを避けるようになりました。結果的に夫を怒らせてしまい、こんなに大きな問題になるとは思いもしませんでしたが、どうすれば良いでしょうか?

【Answer】
怒らせた直後ということであれば、なるべく早い段階で謝罪は必要です。ただし、謝罪をしたとしても、それで必ずしも直ぐに許してくれるとは限りません。そのため、相手が機嫌を持ち直すことを早期には期待しないで進めるようにしてください。ご主人もマイホーム購入にはそれなりの覚悟と、勇気が必要だったと思います。それらのことを否定されたと感じているのではないかと思いますので、一度、そのあたりの気持ちを聴くことができたら、そうしてみて下さい。

購入したばかりの住居を売るという夫

【Question】
つい最近、私たちは長い間貯金をして購入した念願のマイホームに引っ越しました。しかし、いざ住み始めると夫が「この場所が気に入らない」と言い出し、家を売って引っ越したいというのです。購入前は、夫もこの場所に納得していたはずでしたそれなのに、実際に住み始めてから「近所付き合いが面倒そうだ」などと不満を口にし始め、今では「こんな場所では落ち着いて暮らせない。すぐに売ろう」と主張するようになりました。

私は、せっかく買ったばかりの家を手放すなんて考えられませんし、家を売ることが子どもたちや家計に与える影響も心配です。このことで夫婦関係にも亀裂が入っています。どうすればいいでしょうか?

【Answer】
確かに購入したばかりのマイホームを手放すのは、辛いものがありますよね。ただ、そこにこだわりすぎると離婚問題などに発展するなどの可能性もあります。そのため、直ぐに相手の考えを否定するのではなく、マイホームを手放すのは、少し時間をおいて考えようということをまずは促していきましょう。また、手放すことについてのデメリットやメリットなど、それぞれを冷静に検討することが必要です。そのことをご主人と話し合いするようにしてみてください。