パートナーから突然「この結婚に愛はない」と言われたらショックも大きいです。しかし、そう言われたからと言って、もう離婚しかない、のように悲観する必要はありません。ここでは、「愛はない」と言われた時にできることや相手の心理など詳しくお伝えします。

こんな人にお勧め
  1. 愛はないと伝えてくる人の心理
  2. どう対処すべきか?
  3. 体験談から学びたい

この結婚に愛はないと言う人の心理

「この結婚に愛はない」と言われたとき、相手は何を考え、どんな気持ちでいるのでしょうか?その言葉の裏にある心理を理解することで、関係を見直し、解決への糸口をつかむキッカケが得られます。早速、確認してみてください。

結婚生活に嫌気がさしている

パートナーが「この結婚に愛はない」と伝えてくる場合、既に今の生活に対して嫌気がさしていることがあります。この場合、「この結婚に愛はない」と伝える心理は、嫌気がさしているので何かを変えたい、あるいは離婚にして終わりにしたいなどの気持ちがあります。どちらしにても、早急に対処する必要があります。

好きという気持ちが喪失

単純にパートナーに対して「好き」という気持ちがなくなっている場合、「この結婚に愛はない」などの表現で伝えてくることがあります。場合によっては「情はあるけれど、好きではない」ということを伝えてることもあります。パートナーに対しての興味や関心がなくなったり、一緒に居たいという気持ちが失われている状態です。

今後の結婚生活に不安

相手に対して愛がないと伝えてくるとき、「今の時点で、パートナーのことを好きとは思えないのに、今後の結婚生活でも好きと思えない気持ちを抱えたまま送ることに不安」ということがあります。本人としては「好きな人と一緒にいないと、仕事や子育てなど頑張れない」などの心理もあります。

愛はないといわれた時にできること

「愛はない」と告げられたとき、何をすべきか戸惑ってしまうと思います。中には「もうこれでお終いだ」と思ってしまうこともあるのではないでしょぅか。そこで、このような冷たい言葉を受けたときにも、できることをお伝えします。

現状を認めること

「この結婚に愛はない」と言われるとショックが大きいものです。しかし、まずはそれを認めることが肝心です。「そんなことを思わないで欲しい」のように相手に伝えても、現状、相手が「愛はない」と思っているので、押し問答になってしまうからです。「愛はない」という状態を変えていくには、まずは現状の本人の気持ちを認めることから始めていきましょう。ただし、「愛がないので、もう何も出来ない」ということではありません。そこを誤解して、過度に悲観しないようにしてください。

愛する行動をとること

たとえパートナーが「この結婚に愛はない」と伝えてきたとしても、「愛情がなくなったという=結婚生活はおしまい」ということではありません。これから、愛情を育てていくための行動をとっていけば大丈夫です。

愛情というのは、単純な気持ちではなく「動詞」です。動詞ということは、つまり、愛するための行動をとって、育てていくことが出来るということです。例えば、親切にするとか、相手のことを労るなど、愛情のある行動をとることで、また夫婦間での愛情を育てていくことが出来ます。今は、それが不足していたとしても。

パートナーに行動を促すこと

パートナーに対しても愛する行動をとる、ということを促していきます。例えば「一緒に買い物に行く」「一緒に散歩をする」など小さな事でかまいません。何かを一緒に行動することを促します。このように行動をとることによって、結果として愛情が育つからです。

体験談『愛のない結婚生活』

ここでは、体験談を紹介します。ご相談者さんが、ブログ読者さんのためにお役に立てれば…という趣旨なので、ぜひご活用ください。

共働きで、すれ違い生活

夫とは共働きで、忙しいながらもそれなりにうまくやっていると思っていました。もちろん、生活は少しすれ違い気味でしたが、お互いに頑張っているし、これが普通だと思っていたんです。でもある日、夫から突然、「この結婚には愛がない」と言われました。正直、その瞬間は頭が真っ白になり、何も言葉が出ませんでした。ただただショックで…。

これまでの結婚生活を振り返る

夫の言葉が頭から離れず、私はこれまでの結婚生活を振り返りました。思い返してみると、確かに二人で深い話をした記憶がほとんどありません。特別なことを一緒にしたことも少なく、毎日が仕事中心で「ただ同じ家で暮らしているだけ」になっていた気がしました。そのことに気づいたとき、自分がどれだけ夫に無関心だったかに初めて気づいて、自分自身が情けなくなりました。

今からでも遅くないと希望をとり戻す

このままではいけないと思い、私は思い切って夫婦やりなおし相談室に相談することにしました。「これまでの結婚生活から、愛情が薄れていると感じるのは自然なこと。でも、それを取り戻す努力はできます」と言ってもらえました。その言葉を聞いたとき、涙が出そうになりました。「今からでも遅くないんだ」という希望がわいたんです。

夫と決めたこと

帰宅後、私は夫と話し合うことにしました。最初は緊張しましたが、夫も真剣に向き合ってくれました。そして、少しでも関係を良くするために「二人でできること」を決めました。たとえば、忙しくても朝食だけは一緒に食べること、年中行事や誕生日はお互いのスケジュールを調整して大切にすること。そんな小さな約束を作りました。

距離が縮まる

それからしばらくして、夫との距離が少しずつ縮まっているのを感じるようになりました。朝食の時間に何気ない会話が増え、年中行事を一緒に楽しむうちに、二人の間にあった壁が薄くなっていく気がしました。今までよりも、いろんな話しが出来るようになったと思います。「この結婚に愛はない」ということを言われた時、ショックは大きかったですが、それでもあきらめなくてできる事から始めたのが良かったと思います。

まとめ事

愛がなくなった…といわれるとショックも大きい物です。しかし、愛情は、一時的に不足してしまうこともあります。そんなときは、あなたが愛を育てるための行動をとっていくことでそれを再び育てていくことは可能です。亜いい手に言われた言葉で離婚しかないと悲観する必要はありません。その他、具体的なノウハウについては、専用ニュースレターをお読みください。下記より無料登録できます。

よくあるご質問

ここでは『夫から「愛情はない」と言われる!』について、よくある質問をQ&A形式でお答えしていきます。

夫の言葉でショック

【Question】
先日、私たち夫婦はちょっとした喧嘩をしました。その際、夫が「もうあなたに愛情を感じない」と言ってしまいました。この言葉が私の心に深く刺さり、とてもショックを受けています。私たちは結婚してから数年が経ちますが、日常の忙しさに追われる中で、お互いの気持ちを確認する時間が減っていたのかもしれません。

夫の言葉が本心からのものなのか、ただの一時的な感情の爆発だったのか、私にはわかりません。でも、どちらにしても、モヤモヤした気持ちがずっと残っています。夫との関係を修復するために、どのようなアプローチをすれば良いでしょうか?

【Answer】
ご連絡いただき感謝します。お話を伺って、ご主人の言葉が心に傷を残したことに共感します。特に「愛情を感じない」との発言は衝撃的ですね。

ただし、この言葉は忙しい毎日の中で関係が希薄になったことへの反応かもしれません。確かに動揺する内容ですが、これをきっかけに生活の仕方を見直すチャンスにできるかもしれません。

例えば、「これからはもっと一緒に時間を過ごしたい」とご主人に素直に伝えてみてはいかがでしょうか?反発される可能性もありますが、「その言葉にショックを受けたけれど、夫婦関係を再考するきっかけになった」と説明すると、ご主人も理解しやすいかもしれません。

この難しい状況は、逆に関係を改善する機会になるかもしれません。大切な人との関係ですから、諦めないでください。