夫婦関係を修復しようと思ったら「夫婦カウンセリングを利用する」ことは大きな効果を得られます。ただ、それには条件があり、闇雲にお金を払ってカウンセラーに任せておけば万事OKとはなりません。

夫婦カウンセリングを利用して、良い結果を引き出すには、適切な活用方法をとる必要があります。そこで、今回は夫婦関係を修復したい人のための上手なカウンセリング活用法についてお伝えします。

ご相談者様ご相談者様

私もカウンセリングを受けていますが、どうやればもっと効果的に活用できますか?

夫婦カウンセリングでよくある質問

夫婦関係を修復しようと思った人が、カウンセリングでもっともしがちな質問は、このようなものではないでしょうか?

「私の場合は、どうすれば上手くいきますか?」

というものです。

確かに、この質問も重要です。

上手く行く方法を知ることができれば、夫婦関係を修復する上でも有益です。

夫婦カウンセリングで、他人の上手く行った方法を知り、自分もそれと同じ方法を用いれば、効果があるのではないか?そう考えてしまいますし、実際それで効果が得られるときもあります。

しかし、実際にはこれだけでは上手くいきません。そうです。実はカウンセリングで「上手くいく方法」だけを知ったところで、効果は薄いのです。

夫婦関係の修復に必要な情報とは?

実は、夫婦カウンセリングを最大限活用しようと思ったら「上手く行く方法」を知るだけでは、不十分です。

「上手く行く方法」と同時に「失敗事例」を夫婦カウンセラーから聞いておきましょう。

「どういう行動が不適切なのか?」、「この場面でこういう行動をとるとリスクが高いのか?」。こういった情報を聞き出しておくことが、成功事例や上手く行く方法を知ることよりも重要です。

というのも、人は失敗から多くのことを学べる上、実際、夫婦関係を修復していく上では「失敗事例は、成功事例よりも重要」だからです。

夫婦関係は、一度、失敗するとそこから信頼や回復をするのは、簡単ではないですよね?

信頼を積み重ね、愛情を増やしていくことはゆっくりペースですが、信頼を失うことや愛情を失う事は、案外、一瞬ですよね。

そして、離婚を避けることが出来なくなってしまう事例というのは大半、「成功するための方法をとれなかったから」ではなく「複数回ダメな行動を取ってしまったから」ということが圧倒的に多いからです。

離婚に至る起因
だからこそ、成功事例以上に、失敗事例(不適切な行動)を学んでおく必要があります。

科学的な実証

事実、シドニー大学のWendy Joung博士は59人の消防士を対象に「失敗事例を学ぶ場合と、成功事例だけを学ぶ場合」で、どちらがよりトレーニング効果が高いかを調べると、失敗事例を含めて学んだ方が良い成績になったのです。

論文
出典:IAAP

実験の詳細はこうです。消防士の半数には、こうすれば上手くいくという成功事例だけを学びました。そして、残り半数には失敗した事例も含めて学んでもらったのです。

その後、ある火災のケースを紹介し、「あなたならどう行動するか?」という質問をしたのです。そして、どれだけ正しい判断をして行動出来るのかを調べ瀬間下。

そうすると、成功事例だけ学んだ消防士は平均5.08個の正しい行動だったに対して、失敗からも学んだ消防士は平均7.22個の正しい行動をとることができたのです。

実験のグラフ
成功事例をまなぶことは確かに勉強になります。しかし、失敗の許されない消防士にとっては、失敗事例からより多くのことを学ぶことが出来たのです。

カウンセラーに質問すべきこと

夫婦関係を修復していく場合も同じです。

確かにカウンセラーに「どうしたら上手くいきますか?」という事を問いかけ、成功パターンや方法論を把握することは大事です。

しかし、夫婦関係の修復は、成功事例や上手くいく方法以上に、失敗事例や「これをしたら致命的」、「これをすれば、夫婦仲は悪くなりやすい」などの不適切な方法を知ることの方がもっと大切です。

というのも、夫婦関係の修復が出来ない人の多くは「良い方法をとれなかったから修復できない」訳ではなく、「不適切な方法を何度か取ってしまう」ことで修復出来なくなるからです。

成功事例や適切な方法論を知っておく事は大事。でも、不適切な方法や失敗事例は、それ以上に価値があるのです。

だからこそカウンセラーには「これをしたら不適切ですか?」、「この場面で、このような行動をとることはリスクがありますか?」という質問をしっかりして、それに答えてもらっておくことが、夫婦関係の修復に直結します。

図解

まとめ

今回は、夫婦カウンセリングを効果的に活用するためのアドバイスをお伝え致しました。カウンセラーと会話をしていると、つい成功事例や上手く行く方法ばかり聞いてしまいますが、実際には失敗事例や「やってはいけないコト」を知ることの方が大切です。

ですので、ダメ事例、失敗事例、しない方が良い行動をしっかり、夫婦カウンセラーに尋ねてみてくださいね。夫婦やりなおし相談室でも、ニュースレターで夫婦関係の修復で不適切な行動についても、しっかり告知していますので、まずはニュースレターに無料登録してみてくださいね。

ブログより詳しい情報はこちら

ブログではお伝えできないなかった、具体的なノウハウや事例などが満載の「ニュースレター」に無料登録していただけます。下記に普段お使いのメールアドレスをご入力ください。1分以内に別居解消や夫婦関係の修復に役立つニュースレターをお届けいたします。

よくあるご質問

ここでは『夫婦カウンセリングの活用法』について、よくある質問をQ&A形式でお答えしていきます。

オンラインでのカウンセリングはどうですか?

Question
ZoomやSkypeなど、今はオンラインでカウンセリングを受けられるところも多いと聞きます。対面と比べてのメリットやデメリットについて教えてください。

Answer
対面でカウンセリングを行うとなれば、どうしても住んでいる場所の近辺で探すと言うことになります。それだとやはり、選べる夫婦カウンセラーも限定されてしまいます。オンラインだと、全国どこに住んでいても、気に入った夫婦カウンセラーに相談に乗ってもらえます。そのため、オンラインでのカウンセリングはかなり便利です。

ただ、Zoomなどに慣れていれば、それほど違和感は感じないかも知れませんが、対面ほど言葉のニュアンスや感情的な機微は伝わらないです。そのため、自分の感情的なケアにより重点をおくのであれば、対面の方が効果が高いと思います。

一方、夫婦関係の修復をするための相談に重点をおくのであれば、手軽にスグに相談出来るのでオンラインの方が向いています。対面だと「まずは数週間後に予約を取って」というところからですから、その頃には手遅れになっている可能性も高いです。

電話相談はどうですか?

Question
電話でのカウンセリングはどうでしょうか?他のカウンセリングの方法と比較してのメリットやデメリットについて教えてください。

Answer
今は、Zoomなどがあるので、正直わざわざ電話を使うというのはあまり現実的ではないかも知れません。ただ、機械の操作という点ではZoomなどよりも敷居は低く、手軽に慣れた道具でカウンセリングを受けられるという点はメリットだと思います。

また、電話相談であれば、自宅ではなく、外出先からでも相談しやすいというのも良い点です。Zoomの場合は外出先でも不可能ではないですが、通話品質(声がきちんと届くかなど)がネット回線の状況に左右されます。そのため、通常、外出先ではZoomなどの利用はトラブルが多いです。

デメリットとしては、通常の電話だと電話代が負担になったり、画面はないので顔はもちろん、文字情報なども見えないなどビジュアル的な説明は受けられない点です。

関連記事

さて、今回の『夫婦カウンセリングの活用法』についての記事はどうでしたか?

夫婦カウンセリングでは、適切な質問をすることで、自分にとってメリットの大きな情報を得られることも多々あります。

ぜひ、正しく活用して十分なメリットを得てください。

さて関連記事をご紹介します。併せて読んで頂くことで、夫婦カウンセリングについての知識を深めて頂くことが出来ます。

メールでカウンセリングを受けたい

メールカウンセリングについて
夫婦カウンセリングをメールで受けたい場合、どのように利用すれば良いのでしょうか?その活用方法や利点など、くわしく解説します。メールを利用することで、誰でも、気軽に相談することが出来ますよ。

参考ページ:夫婦カウンセリングをメールで受けたい