夫婦関係の修復をしようと思って、いろいろ頑張っているつもりなのになぜか上手くいかないということはありませんか?そのようなときは、途方に暮れるような気持ちになってしまい辛いものがあります。
もし夫婦関係修復を頑張っているのに上手くいかないのなら、それは「頑張り方が違う」からかも知れません。
逆に言えば、頑張り方を変えてしまえば、今まで停滞していた夫婦関係も、一気に好転していくことも起こります。
そこで、今回は夫婦関係の修復が上手くできていないという人のために、その原因を整理してお伝えしますので、自分の場合はどこが悪いのか?それを確認してみてください。
私もすごく努力しているつもりなんですが、なかなか良い結果がでません。どうしてでしょうか?
夫婦関係の修復が上手くいかない理由
夫婦関係の修復が上手くいかないと「このまま離婚になってしまうのでは?」など不安になってしまいますよね。どうしたら良いのかと途方に暮れてしまいます。
しかし、上手くいかないのには、何かやり方が間違っているからです。そのやり方を帰る事がでキレれば、停滞していたのが嘘のように変わり、夫婦関係が前進することが多々あります。
そこで、まずは、夫婦関係の修復が上手くいかない理由を取り上げますので、自分がどれに該当しているのか確認してみてください。
精神的な健康を崩している
夫婦関係の修復が上手くいかない理由の代表的なものの1つは「自分の精神的な健康を崩している」というものです。
例えば、「夫と離婚になってしまうのではないか」という不安でいっぱいだと、修復のための行動も、怖くなって出来なくなってしまいますよね?
あるいは、精神的な健康を崩したまま、夫婦関係を修復するための行動をとっている場合も、やはり上手くいきません。例えば、夫がダラダラと過ごしていて、本当はイライラしているけれど、「子供の事を見てもらっても良いかな?」と伝えても、結局、イライラしているという状態のままなので、相手には「イライラしてますよ」というのが伝わってしまいます。
それだと、相手にこえをかけても、状況は悪化する一方ですよね?
このように、精神的な健康を崩してしまうと、行動もとれなくなつたり、無理して行動しても夫婦関係がより悪化するという正反対の結果を招くことになります。
自分の意見ばかり伝えてしまう
夫婦関係の修復が上手くいかない2つ目の理由は、相手に自分の言いたいことばかり伝えているという場合です。
例えば「離婚という考えを改めて欲しい」、「離婚するだなんて無責任なことを言わないで欲しい」「もっとこうして欲しい」など、自分の意見ばかり伝えてしまい、全く相手の話を聴いていないと言うことがあります。
夫婦関係を修復するために、たくさんの意見を伝えなければ…と思ってしまうほど、空回りしてしまいます。
このようなとき、相手はウンザリしてしまい、やはり夫婦関係が停滞してしうまことになります。
メール/Lineの量が多すぎる
夫婦関係の修復が上手くいかない3つ目の理由は、メール/Lineの量が多すぎるという事です。
一生懸命、夫婦関係を改善していこうとは思っているのですが、その気持ちが強すぎて、メール/Lineの頻度が過剰になってしまうときがあります。このような状態だと、相手はその勢いにびっくりしてしまい、いわゆる「引いてしまう」という状態を招くことになります。
そして、相手は「もう無理だから離婚を進めたい」のような気持ちに固まっていきます。
アプローチ方法が間違っている
もし、夫婦関係の修復の努力をしているにも関わらすが、前進しないのであればそれは「やり方」が間違っている可能性がありますが、もう一つアプローチ方法が良くないということがあります。アプローチ方法というのは、全体的な進め方のことです。
例えば、手紙を書くとか、話し合いをするというのは、アプローチではありません。もっと大枠を捉えたものです。詳細は下記も参考にしてください。
参考ページ:夫婦関係を修復するためのアプローチ!2つの取り組み方や体験談など解説
以上、ここまでは夫婦関係の修復が上手くいかない原因についてお伝えしました。次に対策についてお伝えします。
夫婦関係の修復が上手くいかない時の対策
夫婦関係の修復が行き詰まってしまったときは、思い切ってやり方を変えてみてください。
何か1つの方法をやってみて、それで上手くいくのであれば問題ありません。しかし、「上手くいかない」という結果になっているのに、ずっと同じ事を続けていても結果は変わらないですよね。
例えば、植物は、植物同士、競い合ってより高く伸びようとします。高ければそれだけ日光を浴びることが出来るからです。しかし、植物の中には、「高く伸びる」ということをやめたものもいます。
わざわざ、激しい競争をして負けてしまうより、低い場所で咲いても木漏れ日でしっかり育つように進化した植物です。このように「高く伸びる」という方法では、上手くいかないと見切ったら、「低い場所でもやっていける」という別の方法でやった方が上手くいくということもあります。
あなたももし今、夫婦関係の修復が行き詰まっているのなら1つの方法にこだわらず、別のアプローチも取り入れてみてください。具体的にどう変えれば良いのか?一例を紹介します。
相手のことより自分の事からはじめる
いつも相手のことを考えて、そこから夫婦関係の修復を始めていたのであれば、思い切って自分の事からはじめてみて下さい。例えば、「夫のことは一旦おいておいて、まずは自分が気分良く過ごせないか?考えてみよう」と思って、実際にそうしても良いかもしれません。
具体的に何をしたら良いか分からないという場合、まずは睡眠をしっかりとることから始めてはどうでしょうか?ジョン=もーレス大学の心理学者Y.Harrison博士らは「睡眠が足りないと、人は適切な判断力を失う」と言うことを指摘しています。
博士達は10名の健康なボランティアを集めて2日間ずっと話し合いをさせると言うことをしました。もちろん、この間一睡もできません。すると、眠くなればなるほど、思考が堅くなっていき、決断力も鈍っていくという結果になったのです。
当たり前と言えば当たり前ですが、睡眠不足から夫婦関係の修復が空回りしはじめることは非常に多いため、まずは自分のためにその時間をしっかりとることを考えてみてください。
話すより、聴いてみる
自分がいつも相手に対して話しかけようと努力していたのであれば、今度は積極的に相手の話を聴いてみることが出来るかも知れません。通常、自分が話をしようと思うよりも、積極的に話しを聴こうとした方が、返って相手から好感を持ってもらえることが多くなります。そして、コミュニケーションの仕方が変れば、夫婦関係も変っていきます。
参考ページ:The Importance of Art of Listening in a Relationship
行動をセーブしてみる
いつも夫婦関係を修復するために、あれやこれやと行動を増やしているのであれば、思い切っていくつかの行動に絞ってみて下さい、行動量を減らすことによって、かえって、夫婦関係が好転してくるということもありえます。
以上、ここでは夫婦関係の修復が上手くいかない場合の対策を取り上げました。
やり方を変えるタイミング
ここでは夫婦関係の修復を頑張っているのに上手くいかないとき、どのタイミングでやり方を変えれば良いのでしょうか。そのタイミングについてお伝えします。タイミングは早すぎても遅すぎても適切ではありません。
どんな方法も一定期間は進める
夫婦関係の修復が行き詰まっていたとしても、1つの方法は一定期間は続ける必要があります。1つの方法をとっても、そこから一直線に夫婦関係が前進するとは限らないからです。一定期間続けてみないと、その方法が良いのか悪いのか分かりません。ですので、コロコロやり方を変えるというのは控えましょう。それは相手からも不審に思われ益々状況を悪くしてしまうことにもなります。
3-6月ごとに見直す
具体的にどの期間で夫婦関係修復のやり方を変えるのか?というのは、一概に言えません。しかし、一応の目安として3-6ヶ月ごとの見直しを考えていきましょう。6ヶ月で前進していなければ方法を大きく変えるということを考えても良いと思います。また、途中3ヶ月くらいを目安にマイナーチェンジも考えていきます。1つの方法をとっていてもそれを微調整することによって成果が変わることも多いからです。
つまり3ヶ月ごとに自分のやってきたことを見直し、上手くいった方法と行かなかった方法を分類し、上手くいったことは続け、いかなかったことはやめると言うようにします。そして、6ヶ月後に前進しておらず、後退しているとなれば大きくへ方法を切り替えるということも考えていきます。
まとめ
今回は、夫婦関係の修復が上手くいかない理由を整理して、お伝えしました。自分がどこに該当しているのか見つけることは出来ましたか?その足を引っ張っている理由を見つけることが出来れば、後はそれを克服するよう働きかけていきましょう。
やり方さえ変えれば、夫婦関係は一気に好転していく事も多々あります。諦めないで取り組んでみてください。
さて、ここで特別なご案内があります。ブログより詳しい具体的なノウハウを公開した『夫婦関係修復ニュースレター』というものがあるのですが、現在、こちらを無料でご購読頂けます。下記のフォームにメールアドレスを登録するだけですので、今のうちに無料登録しておいてください。
よくあるご質問
ここでは『夫婦関係の修復が上手くいかない』について、よくある質問をQ&A形式でお答えしていきます。
離婚か?修復か?話し合いが進展しない
【Question】
私としては、夫婦関係を修復したいと思って話し合いをしています。しかし、夫は離婚したいといっていて、全く話しが進展しません。どうすれば良いでしょうか?
【Answer】
話し合いは、唐突に始めてもやはり上手くいきません。むしろ、どれだけ準備をしたか?ということによって、話し合いの成果というのはほぼ決まってきます。
なので、もし話し合いをしても夫婦関係の修復に役立っていないと感じているのであれば、まずは準備をすることからはじめてみて下さい。それだけでも、姓かは変ってきます。
家庭内別居が長いので修復は不可能?
【Question】
私としては夫婦関係を修復したいと思っています。しかし、家庭内別居の期間も長いので、上手くいかないのではないか?と心配しています。私の場合は、既に2年くらいは夫と口を利いていません。。それでも修復できますか?
【Answer】
2年も口を利いていないにもかかわらず、離婚になっていないということは、逆に望みがあると考えても良いと思います。相手も離婚に本気であれば、この家庭内別居になっていることを理由に、いつでも離婚を要求してくることもできますよね。しかし、そうなっていないということは、夫もことのままではいけない、あるいはまだ夫婦関係を修復できるかも?とあなたと同じように考えている可能性があります。
ですので、諦めるべきではないと思います。
夫婦関係修復の成功要因は?
【Question】
何をしても夫婦関係が良い方向に前進しません。私たちは一緒にいる時間が少なく、コミュニケーションも上手く取れていないように感じます。
私はこの状況を改善したいと思っていますが、どうすればいいのかわかりません。夫婦関係をうまく保っている他の人たちは、どのような方法で関係を修復していっているのでしょうか?共通の成功要因や、具体的なアドバイスがあれば教えていただきたいです。
【Answer】
何をやっても上手くいかないときは、精神的にも大分、疲れてしまいますよね。
共通した成功要因というのは、なかなか挙げにくいものもありますが、ある程度一致している点もあります。(続きは音声でどうぞ)
関連記事
夫婦関係の修復が上手くいかない理由は、それぞれですが一言で言うと「やり方が間違っているから」ということになります。そこで、正しいやり方を学んでもらう為には、必要な関連記事をご紹介します。併せて読んで頂くことで理解深めて頂くことが出来ます。
修復のための話し合い
連日「離婚して欲しい」など言われると頭も痛くなります。ただ、ずっとこう言った離婚要求を無視するわけにもいきません。そこで、このような場合、話し合いをして解決を図ることも必要です。具体的にどう話し合いをすれば良いのか?8つの心理法則から解説します。
参考ページ:離婚回避したい!話し合いはどうする?
修復のきっかけ
夫婦仲が混迷を極めていると「どういうことがきっかけで、夫婦関係を修復していけるのだろうか?」と思ってしまいますよね。実はたった1つのことが決め手になると言うよりは、たいていは複数の要因が重なりあって上手く行くようになるのですが、あえて「これが改善に大きく役だった」というものを取り上げて解説したいと思います。
参考ページ:夫婦関係が修復したきっかけは?
夫婦修復の道のり
夫婦関係を修復しようと思ったとき、一体、何から始めれば良いのか?全体像はどうなっているのか?などの疑問があるのではないでしょうか。こちらでは、手順やマインド、方法など、夫婦関係修復の道のりを詳しく解説しています。
参考ページ:夫婦関係を修復する方法
手遅れになっていないか心配
夫婦関係の修復がもう手遅れなのではないかと心配していませんか?その事について下記の記事で詳しく解説します。
参考ページ:もう手遅れ?夫婦関係の修復に遅すぎることはない