離婚を考える夫が、冷たい態度をとってくることがあります。そこで、離婚回避のための方法や、冷たい態度をとる理由、体験談など詳しくお伝えします。

素っ気ない態度をとる相手を放置すると、様々な問題に派生していくため、できる限り早めに対処していきましょう。

こんな人にお勧め
  1. 最近、夫が冷たい
  2. 離婚について話しがあった
  3. どう接すれば良いか分からない

離婚を考える夫が冷たい理由

夫が離婚を考える背景には、思いもよらない理由や長年のすれ違いが隠れていることが少なくありません。そこで、夫が冷たくなる理由とについて詳しく解説します。相手のことを理解するためにも、早速ご確認ください。

距離をとりたい

夫がいずれ離婚を切り出したいと思っており、その前振りとして冷たい態度をとるということがあります。夫としては、距離をとることによって、妻に対して離婚の意思を間接的に伝えているともいえます。少しずつ関係性を薄くすることによって、離婚する土壌をつくり、話しが合意に至るように進める意図があります。
距離をとりたがる夫

気まずい

すでに夫が離婚を伝えている場合は、妻と話をする事が余計に気まずいため、冷たい態度をとることがあります。この場合、家庭内の雰囲気が暗く、妻としても精神的な疲労が大きくなります。また、離婚のことを告げているため、なかなか夫婦2人ポジティブな会話ができにくいという状態のため、会話を避けるためにも冷たくしています。

妻に対して嫌悪感

妻に対して夫が腹立たしい気持ちや「関わるのはもう嫌だ」のように思っている場合、夫が冷たく接するようになります。このように、夫の冷たさの土台に嫌悪感があるときも。こういった感情は、将来、夫が離婚要求してくることにもつながります。

冷たい夫との離婚を回避する方法

離婚を考える夫の気持ちに寄り添い、関係修復を目指すには、適切なアプローチが必要です。そこで、離婚を考えて、冷たい態度をとる夫と、どう離婚回避すれば良いのかについて解説します。夫婦の絆を再構築するために参考にしてください。

疲れた気持ちを回復させる

離婚を回避していくには、まず自分の精神的な疲れを回復させることが先決です。疲労感一杯の状態で何かのアクションをとったとしても、良い成果には結びつきにくいです。離婚のことについて思い煩うこともあると思いますが、少しの時間でも良いので、自分の充電時間をとるようにしてください。もちろん、離婚の心配を完全に払拭することは現実的ではないですが、いくらかでも精神的な負担を回復させることが肝心です。
心労の回復

冷たさの根本原因を知る

夫が冷たい態度をとる根本の原因を理解することは、離婚回避する上で重要です。例えば「過去の妻の失言に対して、腹立たしく思っている」、「好きな女性が出来たので離婚したい」などのことです。夫が冷たくなったり、離婚要求してくる根本原因を理解することで、今後の対応策をより的確にとることができるからです。

そこで「なぜ冷たいのか教えて欲しい」「離婚を考えている理由は?」などのように夫に対して問いかけ、少しでも気持ちや考えを聴くようにしてください。

修復のために今、できることをする

原因が分かったとしても、その点を解消すれば離婚回避できるとは限りません。そのため、原因になっていることを踏まえる必要はありますが、「今の状況でできること」を進めていきます。例えば、「過去の失言が原因で、離婚問題になった」ということがあったとして、過去の失言を謝罪しても、なかなか問題解決は難しいでしょう。そのため、今から信頼を回復させるための新たな行動をとる必要があります。

体験談『冷たい態度をとる夫が離婚要求』

ここでは、冷たい態度をとって離婚要求してくる夫について体験談をご紹介します。ブログ読者さんのお役に立てれば…という趣旨なので、ぜひ参考にしてください。

冷たい態度をとられる

最近、夫が以前とは違う冷たい態度をとるようになり、私は落ち込んでいました。結婚当初は優しく、一緒に過ごす時間が楽しかったのに、今では会話も減り、話しかけても素っ気ない返事ばかり。気づけば、2人の間に壁ができてしまったように感じていました。

参考ページ:夫が冷たい態度をとる!その理由や対応、体験談などお伝えします

離婚と言われて頭が真っ白に

不安に思った私は、勇気を出して夫にどうして冷たいのかその理由を尋ねました。すると、まさかの「離婚でいい」と冷たく言われ、頭が真っ白に…。いったい、どうしてこんなことになってしまったのかと心が乱れ、泣きたくなる思いでした。

理解しようと決意する

何とかして関係を修復したいと考えた私は、夫婦やりなおし相談室に相談することにしました。そこで「まずは旦那さんの気持ちを聴いて、いくらかでも理解しようとすることが大切です」とアドバイスをもらいました。私ばかりが話していては解決にならないし、相手の気持ちを理解することをしようと思いました。

小さな不満の蓄積

アドバイスを受け、私は夫に話を聴かせてもらうことにしました。始めはぎこちなかったものの、徐々に夫の思いが見えてきました。結婚生活の中で、夫は小さな不満を抱えていて、それが積もっていったようです。気づいていなかったのですが、話しを聴いて申し訳ない気持ちでいっぱいでした。

信頼をとり戻すために行動

相談室で「今からできることに目を向けて、改善していくことが大切です」と言われた言葉を思い出し、私は1つずつ、夫に対して小さな行動を見直し始めました。再び信頼をとり戻そうと考えたのです。話を丁寧に聴き、気持ちに寄り添い、少しずつコミュニケーションの取り方を変えていきました。離婚撤回の言葉をはっきりと聞けたわけではないけれど、夫の態度は少しずつ柔らかくなっていきました。まだ道半ばかもしれないけれど、夫婦関係が少しずつよくなっているのを感じます。

まとめ

今回は、冷たい態度をとる夫が、離婚について話しをしてきたときの対応や体験談などお伝えしました。離婚回避のためにできる事を少しずつとっていきましょう。その他、具体的なノウハウについては、専用ニュースレターで公開。早速下記のフォームより無料登録してください。

よくあるご質問

ここでは『離婚を考える冷たい夫』について、よくある質問をQ&A形式でお答えしていきます。

家庭内の雰囲気が暗い

【Question】
夫が離婚を考えているようで、最近とても冷たい態度を取られています。以前は普通に会話していたのに、今では必要最低限の話しかせず、目も合わせてくれません。そのせいで、家庭内の雰囲気が悪く、私も息苦しく感じています。夫が冷たくなった理由がわからず、どう接していいのか悩んでいます。できれば離婚は避けたいと思っていますが、どのように接すれば良いのか、アドバイスをいただければと思います。

【Answer】
いろいろな状況からどうアプローチするかは最終的に、総合判断が必要になります。例えば、ある程度、直球で進めるなら「冷たい態度と離婚」について、話し合いをするということでもかまいません。しかし、「今は話しをしても離婚を迫られるだけだ」ということであれば、ある程度態度の緩和を試みることを最初に進めた方が妥当です。大きくアプローチは異なりますが、自身の状況によってどちら寄りの対応をすべきか変わってきます。

体調を崩しても、夫が冷たい

【Question】
私が体調を崩しても、夫が何もしてくれず、冷たいです。以前は私が風邪をひいただけでも気にかけてくれていたのに、今ではどんなに具合が悪くても無関心な態度で、声をかけることもありません。家事も全て私がやらなければならず、休むことができずに心身ともに疲れ果てています。離婚したいと以前いっていたので、きっと今でもそうなんだろうと思います。どうすれば、この状況を解決できますか?

【Answer】
病気になったり、体調が優れないときに、夫が冷たいということだと、精神的にも辛いものがあります。ただ、これは恐らく普段の夫婦関係の延長の結果としてこうなっていると思われますので、体調が回復したとき、ご主人と話し合いをする必要があります。今後の結婚生活についてどうしたいと思っているのか、何か不満があるのか、そういったことを本人と話してみてください。その気持ちを聴くことで、今後、どのような行動をとっていくべきかいくつかの手がかりがみえてくると思います。

参考ページ:病気の時に夫が冷たい!看病してくれない理由や協力を得る方法など解説