別居になったとき、パートナーと連絡が取りにくくなったり、話し合いをしようと思っても拒絶されるなどのことがあると思います。そして、その場合、義母に連絡をとれないか?と考えることもあるのではないでしょうか。そこでここでは、義母に連絡を取る際のメリットやデメリットを取り上げ、さらに連絡する場合の方法について解説します。

別居のことを義母に連絡するのは正しい?

別居に関する事情を義母に連絡するかどうかは、メリットとデメリットを検討して個々の状況に応じて決定することが重要です。連絡をするの正しいかどうかを検討するのは、別居の理由や義母との関係性、義母に連絡することによる影響など慎重に検討した上で、判断をいることが望ましいです。
正しいかどうか迷っているイメージ

別居したことを義母に連絡するメリット

ここでは、別居したことを義母に連絡することのメリットについて取り上げ解説します。義母に別居のことを伝える際にはこのメリットを踏まえて検討してください。

パートナーに声をかけてくれる

連絡するメリットの1つは、パートナーに声をかけてもらうことが挙げられます。これは特に、夫婦間で直接連絡を取ることが難しい場合に大変心強いです。

メリットについての図解
自分が連絡を試みても、パートナーが無視したり、拒絶的な態度をとったりすることがあります。しかし、義母が介入して連絡を取ることで、パートナーとスムーズにやり取りができるなどのことに繋がります。

様子を教えてくれる

別のメリットとしては、パートナーの様子を教えてくれるという点があります。特に、パートナーが実家に帰っている場合、義母はパートナーの日常生活や精神状態について目の当たりにしています。そのため、相手の近況を連絡してもらうことで、自分がパートナーに対して働きかけるタイミングなども検討することができます。

第三者として話し合いに対応

3つ目のメリットは、話し合いをする場合、第三者として義母に介入してもらえるという点があります。夫婦間で話し合いを行う際に、感情的になったり、意見が平行線をたどったりすることがあるかもしれません。このような状況で、義母が第三者として介入することで、冷静に意見をしてもらえることがあります。

別居したことを義母に連絡するデメリット

ここでは、別居したことを義母に伝えるデメリットについてお伝えします。このデメリットを踏まえて、義母に連絡をするべきか検討してください。

精神的な負担

別居したことを連絡するデメリットとして、義母に精神的な負担をかけてしまう点が挙げられます。夫婦間の問題や別居の事実を伝えることで、義母は不安を感じ、ストレスが増加するといいうことがあります。以前、夫婦やりなおし相談室にご相談いただいたケースでも、うつ病などの心の病を発症することにつながったと思われることもありました。そのため、別居の事情を伝える際には、義母の心情や健康状態を配慮し、必要以上に心配をかけないように慎重に進めることが重要です。

義理両親との対立

別のデメリットとして、義理の両親との対立があります。義母に別居の事情を伝えることで、義理の両親が自分の子供の味方になり、自分が敵視されたり、嫌味を言われたりといったことがあります。義理の両親が自分に対して批判的な態度を取るようになれば、義理の家族との関係が悪化し、夫婦問題の解決がさらに複雑になることがあります。

離婚を勧められる

3つ目のデメリットとして、離婚を勧められることが考えられます。特に、義母が元々結婚にあまり賛成していなかった場合や、夫婦関係に否定的な見解を持っているなどの場合、別居を機に離婚を勧めることがあります。このような状況では、義母の意見に影響されて、パートナーが離婚に対してより強い意志を持つ場合があります。

義母に別居のことを連絡する方法

ここでは、義母に別居のことを連絡刷る場合の手順についてお伝えします。

状況を紙に整理する

義母に別居のことを連絡する際の最初のステップとして、紙などにこれまでの経緯を整理しましょう。別居に至った背景や理由、現在の状況などを明確に整理することで、伝えるべきポイントを明確にすることができます。また、紙に整理することは、自分自身の思いも整理できることにつながります。

Lineや電話で伝える

次のステップとして、紙に書いたことを義母に伝えます。これまでの経緯を整理した後、その内容を紙に書き出すことで、伝えるべきポイントを明確にし、話す際の道筋を決めます。そして、この書いた内容をもとに、電話やLINEなどの手段を使って義母に伝えます。電話の場合は、声のトーンや速度に注意しながら落ち着いて話すことがポイントです。LINEの場合は、誤解を避けるために簡潔で明確な文章を心掛けることが大切です。

依頼したいことを伝える

さらに次のステップとして「依頼したいことを伝える」ようにします。これは今後、具体的にどのようなサポートや協力を義母に求めるかを明確に伝えるということです。例えば、「夫の様子を教えてほしい」や「夫にこのような伝言を伝えて欲しい」といった具体的に依頼をすることで、義母も行動に移してくれやすくなります。

義母に連絡する際の注意点

ここでは、義母に別居のことを伝える場合、どのような点に注意すれば良いのかということについてお伝えします。

パートナーの文句を言わない

義母に連絡する際の注意点として、パートナーの文句は言わないという点があります。たとえパートナーに不満があっても、義母に対してその文句を言うことは避けるべきです。義母は自分の子供を守りたいという気持ちが強いため、文句を聞くことで不快感を覚える可能性があります。また、文句を言うことで、義母がパートナーの味方になり、結果として自分が孤立してしまうリスクがあります。

非があるなら認める

他の注意点としては自分の非は素直に認めるというものがあります。別居や夫婦間の問題には、多かれ少なかれ双方に責任があることが多いため、自分の過ちや誤解を引き起こした部分があれば、それを素直に認める姿勢が求められます。これにより、責任の押し付け合いになることを避け、問題解決に向けた建設的なコミュニケーションができると言うことに繋がります。

まとめ

今回は別居に関して、義母に伝えるのが正しいのか、そして伝える場合の手順などについてお伝えしました。その他、別居解消のためのノウハウは専用ニュースレターを下記よりご登録ください。

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