自分の夫が単身赴任になると、さまざまな不安になる点が出てきます。普段、顔をあわせることもなくなるので、家庭内に問題が生じても直ぐに解決できるとは限りません。ある程度のことは1人で対処する必要があるので、この点も負担になるのではないか思います。そこでここでは、その単身赴任かに生じる不安な点をとりあげ、具体的な対処方法や体験談などをお伝えします。

旦那が単身赴任になり、不安な点は?

旦那が単身赴任になることで、家族や妻に様々な不安を与えることになります。ここでは、どのような点が挙げられるか整理してお伝えします。

不安な点についての図解

自宅に帰る機会が減る

自宅に戻ってくる機会が減ることは、単身赴任に関する不安な点の1つです。どの地域に単身赴任するかに寄りますが、遠方になってしまった場合、夫が自宅に戻ることにお金と時間がかかります。そのため、最初は月1回戻ってきていたということがあっても、やがて疲労の蓄積などによって、帰宅する機会が減っていくことがあります。特に旦那が面倒くさがりなどの性格である場合、そのような心配が生じてしまいます。また、子どもがいて、まだ幼い場合、妻の方が夫に会いに行くというのも簡単にはできないということもあります。

帰宅についての図解

旦那の不貞

単身赴任中、旦那が不貞行為をしてしまうのではないか?というのは、不安な点の1つです。特に、遠距離となり旦那と毎日顔をあわせることもなくなるので、心配になってしまうのではないでしょうか。物理的に距離ができてしまうと、どうしてもコミュニケーション量が減ってしまいます。そういったことから、相手が寂しさを感じてしまうのではないかということが予想できます。

孤独感

孤独感は、夫婦両方が直面する可能性があります。孤独感は、日常的なサポートや親密な会話の相手が身近にいないことから生じるもので、特に長期間にわたる単身赴任では、その感情が強まることがあります。孤独感は単に心情的な問題ではなく、精神的健康に悪影響を及ぼす可能性があり、ストレスや不安、うつ症状を引き起こすこともあります。

単身赴任の不安に対処する方法

ここでは単身赴任に伴う不安に対処する方法をお伝えします。下記の方法を1つ以上、できれば複数用いて対応することが重要です。

定期的なコミュニケーション

近年は、Lineやメールだけではなく、さまざまなビデオ通話アプリがあります。こういったアプリを利用して、できる限り日常に近いコミュニケーションをとるようにしてください。もちろん、ビデオ通話だけで全てコミュニケーションが円滑になるわけではないので、極力、月1回など、決まった周期で自宅に戻ってもらうということも重要です。

習慣をつくる

特定の日や時間を設けて、電話やビデオ通話、帰省などをするようにしてください。こういったことは極力、習慣にしてもらった方が、お互い欠かさずそれを実行に移せます。連絡や帰省が不規則だと、それを実行に移すことにややエネルギーが必要になるからです。

精神的な健康を保つ

夫婦お互いに言えることですが、趣味や運動、スポーツなど、自分自身のための時間を確保し、ストレスを管理するための活動に取り組んでください。多くの夫婦問題は、精神的な健康が損なわれることで生じることが多いです。例えば、不貞1つとっても、本人の中に「寂しさ」があると生じやすくなります。また、精神的な健康を保つために、どのような活動に取り組むかは自由です。できる限り長続きするようなことに取り組んでください。

共有できる目標

単身赴任期間を乗り切るのに、夫婦で共有できる目標をつくることも有効です。例えば「単身赴任が終われば、夫婦でこのようなことに取り組みたい」などのことです。目標はできる限りお互いがワクワクするものに設定してください。こういった長期的な展望があると、単身赴任期間中も問題が起こりにくいです。

体験談『単身赴任中、妻が旦那に不安をぶつける』

ここでは、単身赴任で、不安になってしまった方が体験談を送ってくれました。ブログ読者さんお役に立てればということなので、ここで紹介させていただきます。ぜひ参考にしてください。

出世意欲の高い夫

私の夫は、いつもキャリアアップを夢見ていました。その夢を実現するため、夫は進んで単身赴任に立候補しています。私は最初、この決断に反対しました。私たちの子供はまだ小学生で、転校させるのは心苦しいと思っていたからです。でも、夫の決断は変わらず、私たちの生活は大きく変わりました。

生活がガラリと変わる

夫がいなくなって、生活は一気に変わりました。私は子供の面倒と家事に追われる日々です。子供はまだ手がかかる年頃で、夫の不在は私にとって大きな負担でした。何でも1人で対応しなければ行かず、正直自分としては、大変厳しいです。心の中は不安でいっぱいで、次第にその不安を夫にぶつけることが多くなりました。、夫は私からの不安や批判ばかり聞かされることに疲れ、徐々に連絡を取る回数が減っていきました。

背景を夫に伝える

この状況に焦った私は、夫婦やり直し相談室に相談しました。アドバイスに従い、私は夫に勇気を出して電話し、自分のメンタル状態を正直に伝えました。自分が1人で家事や育児に対応するので、それが精神的に苦しいこと。子供のことを1人で対応するのは不安が大きいことなどです。

夫は私の気持ちや背景を理解してくれ、その会話がきっかけで、夫はこれまでの批判していたことを理解してくれました。それからは、夫の態度も少し柔らかくなり、連絡も増えてきたと思います。

連絡を習慣化

私たちは、単身赴任中、お互いに連絡をとる時間を決めました。その時間に不安や心配事を率直に伝え合い、以前の状況よりずっと改善していると思います。まだ1年は単身赴任が続きますが、距離があっても夫婦関係を深める方法を見つけることができたと思っています。

まとめ

今回は旦那が単身赴任になることについてお伝えしました。単身赴任になると、不安な点がいろいろ出てきます。しかし、それを放置しておくと今後の夫婦関係に悪影響してしまうことが多いです。早めに不安な点は対処するようにしてみてください。その他、具体的な方法については専用ニュースレターで公開しています。今なら無料なので早速下記よりご登録ください。

よくあるご質問

ここでは『旦那が単身赴任になり不安』について、よくある質問をQ&A形式でお答えしていきます。

子育てが不安

【Question】
3歳になる子供を1人で育てています。夫は仕事の関係で、来月から遠方へ単身赴任となりました。これまで夫と協力しながら子育てをしてきたので、夫の不在がどれほどの影響を及ぼすのか、今から正直、不安でたまりません。

特に心配なのは、子供がまだ3歳ということで、日々の育児に加え、急な病気などにどう対応すれば良いのか、また、子供の成長にとって父親の不在がどのような影響を与えるのかが不安です。夫は可能な限りサポートをしてくれるとは言いますが、物理的な距離がある以上、限界があることも分かっています。私自身の精神的な負担も心配しています。今まで夫がいてくれたおかげで、精神的にも支えられていました。しかし、これからはそのサポートも受けられなくなり、孤独感に押しつぶされそうです。

【Answer】
ご相談いただきありがとうございます。夫の単身赴任という大きな変化に直面し、3歳のお子様をお一人で育てることへの不安を感じていらっしゃること、ごもっともです。

もしまだ単身赴任が始まる前であれば、この時期を利用して夫と単身赴任中のルールや習慣を決めておくことが大切です。例えば、夫が可能な限り毎週末や月に一度は自宅に戻ってくる、毎晩決まった時間にビデオ通話をする、といったことを決めておくことで、子供にとっても父親の存在を感じさせることができますし、自分の孤独感を和らげることにもつながります。

ルールが決まると、そのルールを心の支えとして頼りにすることができます。例えば、「毎週日曜日には帰宅する」といった約束があれば、その日を楽しみにして平日を乗り越えるやすくなります。これがないと「次はいつ連絡が取れるのだろうか、本当にとれるのだろうか」と不安が余計増してしまいますよね。また、夫とのコミュニケーションをいかに維持するかも、単身赴任中は重要です。定期的なビデオ通話やメッセージがやりとりできるなら、関係を良好に保つためにも役立ちます。

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