夫婦仲が悪いと、家庭内の雰囲気が悪く結果としてストレスを抱えてしまいます。このような状況をどう変えていけば良いのでしょうか?ここでは、ストレスを感じる理由や対処法、体験談などを踏まえて詳しくお伝えします。これ以上、我慢することはできないと不満を抱えているなら、早速お読みください。

夫婦仲の悪さによるストレスとは?

夫婦仲の悪さによるストレスとは、夫婦間のコミュニケーションの欠如、価値観の相違、信頼の喪失、頻繁な喧嘩などが原因となって生じる心理的な負担のことです。このようなストレスが長期間続いてしまうと、不安、抑うつ、夜に寝られないなどの形でストレスが表面化することもあります。また、根本的な解決策としては、夫婦仲の悪さを改善することが重要です。
心理的負担についてのイメージ

夫婦仲の悪さでストレスを感じる理由

なぜ夫婦仲我悪いことでストレスを感じてしまうのでしょうか?ここではその理由を取り上げ詳細を解説します。
理由についての図解

安心感が不足する

夫婦仲が悪いことによって、安心感の欠如がおこります。通常、夫婦関係は愛情、信頼、理解に基づく安定したもので、日常のストレスに対処する際の重要な支えとなります。しかし、夫婦仲が悪いと、支えになるどころか、心のよりどころがなく、不安定さや孤独感を感じるようになります。

疲労の増大

夫婦間の頻繁な喧嘩などによって、疲労が増大することがあります。夫婦仲のぎこちなさや衝突は、想像以上に感情的なエネルギーを消費することがあり、一緒の空間にいるだけでも息苦しいなと感じてしまうことが多々生じます。こういったエネルギーを無駄な消費によって、ストレスに繋がります。

夫婦仲の悪さを改善する方法

ストレスの原因になっている夫婦仲の悪さを、どのように改善すれば良いのでしょうか。ここでは、その方法をとりあげ解説します。

小まめな声かけ

小まめな声かけは、夫婦仲の悪さを改善する方法の1つです。例えば、挨拶、一日の終わりに「お疲れ様」と言う、感謝の言葉を伝える、小さなことでも褒めるなどが挙げられます。こういった相手への配慮により、お互いの間に交流が生まれ雰囲気が変わっていくことがあります。また、小まめな声かけを続けることで、相手の気持ちや会話へと発展する機会が得られ、お互いの関係性を変えていくこに繋がります。

話し合い

話し合いは、夫婦仲の悪さを改善するために効果の高い方法です。話し合いの場では、お互いの感情をオープンにし、率直に不満に思っていることや問題点を伝えるようにしてください。ただし、相手への非難や攻撃的な態度は避けるようにしてください。非難をしても、相手が変わるわけではありません。また、自分の感情や考えを正直に伝えることも重要ですが、同時に相手の話を聴く事も重要です。

共有時間の確保

共有時間の確保も、夫婦仲の悪さを改善するのに役立ちます。仕事や家事・育児など、日常の忙しさに追われる中で、夫婦が一緒に過ごす時間が減少すると、お互いの心理的な距離感ができてしまい、コミュニケーション不足や関係の希薄さが生まれてしまいます。そのため、忙しくても共有時間を確保することで、夫婦仲を改善し、理解を深めあうことができます。

体験談『夫婦仲の悪さで、毎日がストレス』

ここでは、夫婦やりなおし相談室にご相談いただいた方から、ブログ読者さんの役に立てればということで体験談を送ってもらいました。紹介させて頂きます。

不満をため込む

私の夫とは性格が合わず、その不一致が原因で私は不満をため込んでしまうことが多かったです。次第にストレスが溜まっていきました。時には夫婦喧嘩に発展することもあり、毎日の生活が息苦しかったです。このまま夫婦関係を続けていくことに自信を失い、離婚も考えましたが、子供の存在が私を悩ませました。

まずは自分のストレス解消から

その後、このままではいけないと思い、私は夫婦やりなおし相談室に相談に行きました。そこで、まずは自分のストレスを解消すること、その後に夫婦関係を改善するための行動をとることを勧められました。この順番が大事ということも聴きました。そこで、私はこのアドバイスを受け、近くの公園を散歩して心を落ち着けることから始めました。

落ち着き始める

時間が経つにつれ、私の気持ちは少しずつ落ち着きを取り戻していきました。これまでストレスフルな生活でしたが、このような小まめな自分のための時間をとることで、こうも見方が違ってくるのかと驚いています。このとき、ほんの少し夫に対しても、余裕のある対応ができてきたかなと実感できるようになりました。

本格的に夫婦仲の改善に取り組む

気持ちがしっかりしてきたら、夫と話し合いをする気持ちが出てきました。そこで、その機会をつくり、夫に改善したいことを伝えようと思ったのです。話し合いでは、お互いの不満を率直に出し合いました。お互い言いたいことを伝えたことで気持ちがスッキリし、その後は建設的な意見を出し合えるようになったと思います。結果として、以前よりも家庭内が落ち着いた場所に変わったと思います。

ストレスが大きいときの注意点

ストレスがどうしても大きい場合は、どうすればいいのでしょうか?夫婦仲を改善することは大切ですが、次の点に注意して進めるようにしてください。

リラクゼーションタイム

心理的負担が大きいときは、リラクゼーションタイムを取るようにしてください。これは、自分自身を落ち着かせたり、気分転換の時間をとるということです。具体的にする行動は何でもかまいません。昼寝をする、深呼吸、軽い散歩、温かい入浴、好きな音楽を聴く、趣味に没頭するなどが考えられます。大事なのはどのような活動を選ぶとしても、自分が心から気に入っていることに取り組むことです。

1日を乗り越えることだけ考える

1日を乗り切ることだけ考えることも大切です。明日、明後日、1週間後…と先々を考えるほど、人はストレスが大きくなってしまいます。そのため、過度な未来の心配や不安は避け、今日一日を乗り越えることだけを考えるようにしてください。また、1日の終わりに小さな成功や達成したと感じることを日記のように記録するなどのことも大事です。こういった小さな事の積み重ねが、大きなストレスに対処する上でカギを握っています。

まとめ

ここでは、夫婦仲の悪さから生じるストレスについてお伝えしました。人間関係の悪さはストレスと直結しています。この記事を参考に対応を進めてみてください。また、夫婦仲の改善についての具体的な方法は専用ニュースレターで公開しています。下記のフォームから無料登録してください。

よくあるご質問

ここでは『夫婦仲が悪いのでストレスになる』について、よくある質問をQ&A形式でお答えしていきます。

早く夫婦仲を改善したいと焦り

【Question】
私は現在、夫婦関係の悩みで頭がいっぱいです。少し焦りがちだとは自覚しているのですが、1日も早く夫婦仲を改善したいと思っています。一方、夫は私たちの関係についてはもう諦めているようで、離婚を望んでいます。私が何か話しかけても、ほとんど無視されます。別居も考えているようです。毎日、焦りばかりで良くないとは思うのですが、非常に不安を感じています。何か早く解決するような方法はありますでしょうか?

【Answer】
夫婦仲が悪化してしまうと不安や焦りを感じてしまうと思います。お察しいたします。大変、焦りを感じてしまう出来事ではありますが、その点に自覚ができていると言うことであれば、これを機に思い切って「じっくり取り組む」という姿勢に切り替えてみてください。

そうすることで、夫婦仲改善に対しての取り組み方が大きく変わります。焦って何かを行動する場合と、逆に時間をかけてじっくり取り組む場合では、具体的な行動も姿勢もまるっきり変わりますよね。

そして、夫婦仲の改善には「じっくり取り組む」姿勢の方が結果として良い方向に進みます。どんなに困難な状況でも、あなたにはその状況を乗り越える力があると信じてください。自分自身に優しく、そして自分の感情を大切にしてください。一歩一歩、必ず乗り越えられると信じて進んでください。

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