「夫はいつも怒鳴ってばかり。でも自分が悪くても謝罪しないのはなぜ?」と思ったことはありませんか?このように謝罪してもらえないことは、夫婦関係にとって次第に深刻な問題となり得ます。そこで今回はなぜ夫が謝罪しないのか、その理由を見つけ対処方法などについて解説します。

怒鳴る夫が謝罪しない5つの理由

そもそも自分は腹が立てば怒鳴り散らすのに、どうして自分に非があるときは素直に謝罪することができないのでしょうか。多くの場合、その理由は以下のようなことが考えられます。

理由についての図解

自尊心が傷つく

たとえ自分に非があったとしても謝罪することで自分の弱さや過ちを認めることになると感じている可能性があります。自分の過ちを認めることは、相手に弱みを握られることなのだと恐怖を感じていることも。自己防衛の一環として、謝罪を避ける傾向があります。

特に普段、怒鳴り散らして家庭内での自分の権威を保とうとしている傾向がある旦那さんの場合、素直に謝罪することに高いハードルを感じてしまいます。

自己表現が苦手

普段、怒鳴ることが多い旦那は、基本的に自己表現が苦手です。なぜなら、自己表現ができれば、わさわざ怒鳴る必要はないにもかかわらず、どう自分の気持ちを伝えたら良いのか分からないので怒鳴ってしまうからです。つまり、夫は自分の感情や意見を適切に表現できず、怒鳴ることが唯一の表現手段となっている可能性があります。

そして自分に非があって、本来謝罪しなければいけないような場面においても、結局どう伝えて良いのか分からないので謝罪しないという結果になりがちです。謝罪はある程度のコミュニケーションのスキルや人格的成熟さを必要とし、そういった部分で不足している場合、避けられてしまいます。

相手のことを軽んじている

夫婦関係において、夫が妻に対して「謝罪くらいしなくても良いだろう」のように思っている可能性があります。夫は夫婦関係においての謝罪の重要性を感じていないともいえます。これは、妻の存在を軽んじていて、謝罪くらいなくても許されるし、それは自分にとって当然の権利だと考えていることも。

過去の経験

万が一、過去に夫が謝罪のことで辛い思いをしている場合、その事が原因になっていることがあります。

例えば、夫が以前、謝罪をしたけれど、妻が全く許してくれなかったなどのことです。こういったことがあると、本人は「謝罪することは全く効果が無い」などのように思ってしまい謝罪をしてこない要因になります。

あるいは「以前に謝罪をしたけれど、責められるばかりだった」などのようなことも同様です。どちにしても、謝罪すると言うことに対して苦い経験があると本人は、それをしたがりません。

これ以上の弱みが露呈しないように

夫が謝罪しない理由として、これ以上の弱みや問題が露呈しないようにしたいという防衛的な意識が働くことがあります。例えば「この件について謝罪したら、別のことに飛び火し、他のことでも責められるのではないだろうか」などのような心配が出てくることがあります。

本人にやましい点が複数あるような場合、このような自己防衛的なコミュニケーションをとることが多くなります。

謝らない夫を放置するリスク

夫が謝罪しない場合、「もういいや」と思って放置することがあると思います。もちろん、このようにスルーしてしまっても良いときもあるのですが、それが重なると次第に「謝罪しない」ということが日常になってしまいます。このような謝罪しないことのリスクについてここで整理してお伝えします。

放置するリスクについての図解

夫婦間の溝が深まる

夫に明らかな非があるにもかかわらず、それをスルーしてしまうことで、妻の不満が溜まっていくというリスクがあります。このように少しずつでも不満が蓄積されてしまうと、いつか自分が爆発してしまい相手と大喧嘩になってしまうことも。もちろん、そのようなことがあれば、別居やリスクの危険性を高めてしまいます。

夫婦問題を解決できにくくなる

相手が怒鳴る夫で、自分の非を認めることもないということだと、次第に夫婦間でさまざまな問題を解決することが難しくなってきます。例えば、相手が怒鳴ったり謝罪しなくても、自分が我慢すれば夫婦喧嘩には発展しないかも知れません。しかし、それは同時に、大切なことについて正直に話しをする機会を失っているともいえます。

このように自分の思ったことをいえない状態が続くと、家庭内で起こった問題を適切に解決できないことに繋がります。

責任をなすりつけられる

夫が自分の非を認めず、謝罪もしないということが常態化すると、夫は失敗や問題が起こったことの原因を妻のせいだと言い始めることがあります。いわゆる責任転嫁です。結果として、夫婦間での意見の相違や誤解されるなど、溝が深まっていくなどのリスクを高めます。

また、責任をなすりつけられることが増えていくと、次第に妻が家庭内で悪者として扱われることも多くなります。「いつも妻/母が悪い」ということが家庭内で定着していくと、非常に居心地の悪い状況となります。

怒鳴る夫に謝罪してもらう方法

一般的に、普段怒鳴っている夫に謝罪してもらうことは容易ではありません。しかし、それを放置しておくことは上述したとおり適切ではありません。そこでここでは、夫に謝罪してもらうための方法についてお伝えします。
方法についての図解

クールダウンを促す

夫が怒鳴り続けている状態では、謝罪の受け取りは難しいです。例えば、相手が感情的になって怒鳴っているのに、謝罪を求めれば、火に油を注ぐことになり怒りは更に上昇することがあります。そのため、まずは双方が冷静になるための時間や空間を作ることが大切です。単純に半日から1程度、時間をおくということを進めたり、同じ場所にいるのではなく違う部屋や外出するなどして、感情を整理するチャンスをつくります。このように感情的な冷静さを取り戻すことは謝罪してもらうための1つの基本的なアプローチになります。

自分の感情を表現する

いつのタイミングで伝えるのかという問題はありますが、いずれ夫に対し、自分の不満に思っていることを伝える必要があります。ただし、これは攻撃的に相手を責める形にならないように注意してください。例えば「あなたが間違っているのだから、謝罪して当然だ」のような伝え方は適切ではありません。

また、夫が怒鳴るので直接伝えることは難しいという場合は、メールやLINE、あるいは手紙などで伝えるなどのことも可能ではあります。しかし、できれば直接行動で伝えることが望ましいです。ただ、この点はケースバイケースなので、慎重に検討する必要があります。

一対一の場で謝罪を求める

時々、家族がいる前で相手に謝罪を求めてしまうなどのことがあります。このような対応は適切ではありません。通常、第三者がいる前で、謝罪をもとめられても、素直にできないことが多いものです。そのため、一対一の場面で謝罪を求めるようにしてください。その方が相手も自分の責任を認めてくれやすいです。

夫に謝罪してもらう際の注意点

最善を尽くしても、必ずしも相手が謝罪をしてくれるとは限りません。普段、怒鳴ることが多い夫の場合、特にそうです。そこでここでは、夫からの謝罪が得られない場合の注意点について検討します。
注意点についての図解

言葉以外のメッセージ

怒鳴る夫はたいてい謝罪が苦手です。そのため、自分が言葉で相手から謝罪をメッセージを受け取ろうとは思わない方が妥当なことが多いです。例えば、夫が自分が悪いと心の中で思っていたとしても、それを常に言葉で表現してくれるとは限らず、むしろ、何かお土産を買ってくる、仕事にもっと専念するなどのようなことで謝罪の気持ちを表現してくることが多いです。そのため、こちらとしては、言葉以外で謝罪の気持ちを表現してくれるかもしれない、ということを想定しておく必要があります。

時間の経過を待つ

今すぐ謝罪を求めても、難しいかも知れません。しかし、時間が経過すると、相手が当時のことを考えて申し訳ないという気持ちになっていくことはあります。通常、人はすぐに自分の過ちを認めると言うことは難しいものです。ですので、今すぐ謝罪が得られないという場合は、しばらく時間をおくことも重要です。

究極的には相手次第

謝罪をするというのは、相手の行動です。そして、相手の行動を自分が強制するということはできません。そのため、謝罪をするのか、しないのかという最終判断は夫に任せるということが大切です。自分は謝罪をして欲しいと思っていても、謝罪ができるかどうかは相手の行動、つまり自分がコントロールできないということを自覚しておくことが必要です。

まとめ

今回は、怒鳴る夫が謝罪しない場合の対処方法などについて解説してきました。その他、具体的なノウハウについては夫婦関係修復ニュースレターで公開しています。今なら無料購読できるので、下記のフォームよりご登録ください。

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謝罪してもらうには?

謝罪してもらう方法についての記事
謝らない夫にどう対応すれば良いのか?その対処方法を中心に下記の記事で解説しています。

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怒鳴る夫への対応

怒鳴る夫への対応についての記事
怒鳴る夫にどう対応すればいいのか。その心理や事例などを踏まえて対処方法について解説。詳細は下記の記事よりどうぞ。

参考ページ:怒鳴る夫への対処法!相手の心理や事例などを解説

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参考ページ:夫婦関係を修復する方法。どのようなやり方で進めれば良いか?