批判・不満ばかりで話し合いがネガティブ

別居しているご主人と「そろそろ同居に戻したい」という話しをすると、たいてい悲観的な話しが中心になることが多いモノです。

  • 例1.こういう理由で別居を解消することは出来ない。いずれは離婚するしかないのだ
  • 例2.同居したらまた嫌な思いしかしない
  • 例3.自宅におれの居場所はない

のような同居に対して、批判や不安ばかりの話題です。

折角、別居を解消して夫婦関係を修復したいと思っていても、これではこちらの気持ちも折れてしまいますよね。このような批判・不安ばかりの会話の中、どのように話しをポジティブな方向に進めていけば良いのでしょうか?今回は「ネガティブな話をポジティブに持っていく」ための秘訣をお伝えします。

別居を解消したいとお考えなら、今日の話は重要です。

ご相談者様ご相談者様

確かに、夫と話し合いをしていてもいつもネガティブな事ばかり言われるので、だんだん億劫になってくるんですよね。私まで気力が削がれてしまいます。

話し合いでネガティブな発言が出ることの弊害

別居している時に話し合いをして、相手からネガティブなことをいわれると、様々な点で弊害が出てしまいます。そこで、ここではその点を整理してお伝えします。
弊害についての図解

自尊心の低下

相手からネガティブなことを言われると、自尊心が低下してしまうことがあります。これは否定的な言葉を何度も繰り返し言われることで、当然の結果といえます。繰り返し不満や自分に対しての批判が続いてしまうと、自己効力感が低下し、悲観的な気持ちになってしまいます。このようなことが繰り返されると、話し合いに対して恐怖心が出てくるなどのこともあります。

信頼したい気持ちが減退

夫婦の話し合いで相手からネガティブなことを言われると「相手のことを信頼できない」という気持ちが湧いてくることがあります。パートナーからの否定的な言葉が連続することで「このような発言をする人は、本当にこの先一緒にいて大丈夫なのだろうか」と考えてしまうためです。

自己防衛的な態度

ネガティブなことを言われると話し合い中、「自己防衛的な態度」を招くことがあります。批判や否定的なコメントを受けてしまうと、通常人は自身を守るために「いいやそんなことはない」など拒絶的な態度をとったり、自己弁護をしてしまうことが多いからです。この態度は話し合いにおけるオープンなコミュニケーションを妨げることになります。

相手のネガティブに巻き込まれるのは避けたい

別居を解消したいという話しをこちらがしても、ご主人からは「まだ無理」とか「もう夫婦関係は破たんしているのだから、今更同居とかはしない」など、批判的な意見ばかりされてしまうことがあります。

このような言葉を浴びせられてしまうと、こちらとしても「もう別居を続けるしかないのか?夫婦関係を修復するなんて無理じゃないか?」という気持ちで一杯になってしまいます。しかし、ご主人のネガティブな話しに巻き込まれることは何としても避けたいモノです。こちらまで悲観的な言葉を発言するようになると、いつまでも別居を解消することは出来ません。

キラリと光るポジティブ・ポイント

別居解消の話をしても、ご主人から聞かされる大半の話しは悲観的なものになってしまいます。しかし、そこでこちらも悲観的な気持ちで一杯になってしまうわけにはいきません。

大切なのは、ご主人の否定的な話しの中でも、肯定できる点、ポジティブな点を見つける…ということです。肯定的な点を見つけて、それを話題にしていくように進めると、会話は少しずつ、ネガティブな話しから、ポジティブな話しに切り替わっていきます。

肯定的な面などない?

「夫の話には、肯定的な面などどこにもない」

と感じてしまうかも知れませんが、これが一切ないケースというのは、かなり稀なことです。そもそも「悲観的な話」しかしてこなくても、それを素直に話してくれた、ということ自体、ポジティブな側面ですよね。なので、仮に表面的なは悲観的な話しかしてくれなかったとしても「そのような気持ちを正直に話してくれてありがとう」のように、肯定的に反応することは十分可能なのです。

そして、こちらが肯定的な反応を続けていくと、ご主人の会話の流れは、ネガティブなものから、ポジティブなモノに少しずつ変化していきます。

もちろんこれは一直線にそうなる、ということはまずありません。こちらがポジティブな点を見つけて、それを話題にしようとしても、またスグにネガティブな話しに切り替えられてしまいます。

しかしそれにめげず、ポジティブな点を見つける努力を続けると、会話の質が少しずつ変わっていきます。簡単な事ではないですし、時間もかかるものですが、別居している夫と話し合いをするというときには、「ネガティブな話しに巻き込まれすぎないこと」と「ネガティブな話しの中に肯定できる点を見つける」という、この2つの点を忘れず進めてみてください。

それと、ご主人との話し合いで、相手がネガティブなときの対処方法について、さらに詳しい情報をこちらのニュースレターにまとめましたので、よろしければ無料登録してみてください。

まとめ

今回は別居中の話し合いでネガティブになってしまうことについてお伝えしました。その他、話し合いの秘訣については夫婦関係修復ニュースレターで公開しています。今なら無料購読いただけますので、下記のフォームよりご登録ください。

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