ネガティブな夫がストレスや不安を引き起こし、離婚の意思を伝えてくると言うことがあります。この場合、どのように離婚回避すれば良いのでしょうか。今回は夫がそのように伝えてくる心理や改善のキッカケ、対処方法など詳しくお伝えします。

ネガティブな夫がよくいう離婚理由と心理

ここでは、ネガティブな夫がよく伝えてくる離婚理由をいくつか取り上げて解説します。

離婚理由についての図解

もう愛がない

ネガティブな夫が離婚を考えたとき、よく伝え来る言葉の1つは「もう愛がない」です。このような言葉を伝えてくる場合、長期間にわたり夫婦関係が悪化していることが多いです。そのため、音としてはこの関係性に疲れているという気持ちも持っているかもしれません。

価値観の違いがある

夫がネガティブな場合「価値観の違いがあって、もう結婚生活を続けていくことができない」ということを伝えてくる場合があります。この場合、その価値観の違いはそれほど大きな問題ではない事も多々あります。しかし、夫の思考がネガティブなので、必要以上にその違いを悪く受けとめている可能性が高いです。

ストレスを感じる

夫が「あなたと一緒にいるとストレスを感じる」と伝えてくることがあります。この場合、ネガティブな夫は、夫婦関係にストレスを感じているといようりは、仕事など他の事のストレスを感じて不安定になっている可能性があります。そのため、夫婦関係の改善を図ることはもちろん、生活全般に対して疲れているとも考えられるので、他の事柄の改善にも取り組む必要があります。

経済的な問題があるから

夫が経済的な問題を抱えて、離婚を伝えてくることがあります。この場合、実際にはそこまで経済的な問題が深刻でないとしても、ネガティブなので過剰に将来の不安を感じているということがあります。例えばまだ20代、30代であるにもかかわらず「老後が心配で結婚生活を続けられない」のように考えている場合などが該当します。

ネガティブな夫が離婚の考えを改めるキッカケ

ここでは、ネガティブな夫が離婚の考えを改める場合、どのようなことがキッカケになりやすいのかをお伝えします。

ネガティブな気持ちを理解されたとき

夫が自分のネガティブな気持ちを妻に理解してもらったと実感できたとき、離婚に対しての考えを改める可能性があります。これには、妻が辛抱強く話しを聴くという時間をとる必要があります。また、元々夫がネガティブな場合、折に触れて声をかけ話しを聴く必要が出てきます。

新しいことをはじめたとき

ネガティブな夫が何か新しい物事に取り組みはじめたとき、離婚に対しての考えを改めるときがあります。これには、新しい趣味や友人ができることなどが該当します。どちらにしても、このタイミングではネガティブな感情が薄れやすく、離婚に対しての考えを改めることがあります。

安心できる場所ができたとき

夫が過度のストレスを抱えてネガティブな気持ちになっている場合、自分が安心できる場所を確保できることで、離婚に対しての考えを改めるきっかけになります。例えば、自分だけが1人になれるようなスペースが確保できたなどのことが該当します。

ネガティブな夫と離婚回避する方法

ここではネガティブな夫との夫婦関係をどうのように再構築していくのかと言うことについて解説します。

セルフケアをする

とりわけ、ネガティブな夫との夫婦関係を修復する場合、自分がその悲観的な感情に引きずられないようにする必要があります。そのため、セルフケアの時間をしっかりとることを優先してください。

共通の趣味を見つける

単純なようですがネガティブな夫との共通の趣味を見つけるという方法は意外に効果的です。特に夫が趣味に熱中できる場合、ネガティブな感情を緩和させることが多いため、夫婦関係の再構築にも役立ちます。ゲームやスポーツなど、お互いが楽しめるものを見つけてください。その方が趣味も長続きしやすいです。

お互いの感情を表現する機会

夫がどちらかというとネガティブな場合、感情を表現する機会をつくることが大切です。それをつくることによって、不安や恐怖心、悲しみなどが発散されやすいためです。例えば、週に1回はお互い相手の話しに口を挟まず15分は耳を傾ける時間をとるなどのことがかまいません。また、このように率直なコミュニケーションを心がけることによって、相手のネガティブの原因やどこから生じているのかと言うことを理解できることもあります。例えば、ネガティブな考えが過去のトラウマなどに起因していたかも知れません。

原因はともかく、そのような理解がネガティブな変えるキッカケになったり、相手を助けることにつながります。

心理学的解説

結婚、家族、心理学に関する情報を提供するMarriage.comの「Understand the root causes of negativity through Open communication」という項目によると、ネガティブなパートナーに対して境界線を確立することが大事であると同時に、オープンなコミュニケーションを通じて相手のネガティブに対しての理解を深めることが指摘されています。
参考:marriage.com

感謝の気持ちを伝える

夫婦関係を再構築する上で、相手に感謝の気持ちを伝えるということも大切です。特にネガティブな夫の場合、「自分は誰からも必要とされていない」などの感覚を持ちやすいため、小まめに声をかけることが大切です。

ネガティブな夫と離婚について話しをする際の注意点

今後、ネガティブな夫と離婚のことについて話しをする際には、いくつか注意点があります。これらの注意点を守って話しをするようにしてください。

責めない

相手のことを責めてしまうと、余計相手はネガティブな気持ちが大きくなります。そして「やはり離婚する以外には方法がない」という結論を導きがちです。ネガティブな相手を責めることはほぼ効果がないので注意してください。

急かさない

結論を早く出すように開いてを急かすことも役に立ちません。相手のペースで結論を出すことを促してください。例えば「月末までには白黒ハッキリ結論を出して欲しい」などのことを伝えることはけっして良い方法ではありません。

問題点を取り上げる

「結婚生活が困難担っているのは相手の欠点や問題点のせいだ」と言いたくなることがあるかも知れません。しかし、このようにどちらの責任だということを言い始めると対立的な雰囲気が強くなっていきます。そのため、相手の欠点や問題点を取り上げ責任問題にするなどのことは避けるようにしてください。

まとめ

今回は、ネガティブな夫との夫婦関係を修復するための方法について解説しました。その他、離婚を回避するための方法など詳しくは夫婦関係修復ニューレスターで公開しています。今のうちに下記のフォームより無料購読の手続きをお取りください。

よくあるご質問

ここでは『ネガティブな夫との離婚を回避するには?』について、よくある質問をQ&A形式でお答えしていきます。

最初にすべきことは何ですか?

【Question】
ネガティブな夫との離婚を回避するために、最初にすべきことは何ですか?最初の一歩として何をすれば良いのかと迷っています。

【Answer】
最初にすべきことは、夫のネガティブな気持ちを聴くことです。それを理解して、共感できることは共感するというように対応を進めていきます。そのように相手のことをよく理解することで、今後の対応も具体的に見えてくるようになります。

離婚回避する上で大事なことは?

【Question】
夫との離婚を回避する上で重要な点はどのようなものがあるでしょうか。とりわけネガティブな夫とのことです。

【Answer】
いろいろな大事なことはありますが、もっとも大事なのはセルフケアです。相手のネガティブな気持ちに巻き込まれてしまうと、離婚を回避したり夫婦関係を修復する意欲自体を削がれてしまうからです。

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