家庭内別居が続いていると、相手との関係に悩みストレスがたまってしまいます。気持ちが限界に達することだってあります。そこでここでは、家庭内別居中に感じるストレスや悩みについて解説し、乗り切るための方法をお伝えします。
家庭内別居で限界を感じたら、どうすればいい?
もし家庭内別居が続き精神的に限界を感じたら、どうすれば良いのでしょうか。大まかに言うと次の3項目を検討してください。
リラックス法
精神的に限界を感じているのですから、まずは自分の健康を取り戻すことが先決です。自分の精神的な健康を回復させた後で、それ以外のことを進めるようにします。また、リラックス法については、後述するように複数ありますから、自分にあったものを選ぶようにします。
考えない時間をつくる
家庭内別居を解決するには、逆説的ですが「夫婦問題について考えない時間」を確保することが大切です。家庭内別居を解決したいのだから、もっと夫婦問題について考える…と思ってしまいますが、それは行きづまりを生むことになるので注意してください。逆に、それについて考えない時間をとると、精神的なバランスや生活のバランスを取り戻しやすくなり、物事が好転して生きやすいです。
コミュニケーション
自分の精神的な健康を取り戻せば、相手とのコミュニケーションをとれるよう進めていきます。これまで家庭内別居をしてきたので、すぐに相手とコミュニケーションをとれる訳ではありません。しかし、それでも「できない」ことからはじめることは可能です。そして、いずれコミュニケーションをとらないと、事態は変わらないのでこの点を検討していきます。
家庭内別居でのストレスが限界に達したときに試したい方法
ここでは家庭内別居でのストレスが限界に達したとき、試したいことをお伝えします。気持ちが限界に達したときは、基本的には夫婦関係のことは一旦保留にして、自分の事から取り組むことが大切です。
リラックス時間をとる
精神的な健康を回復させるためには、その為の時間をとる必要があります。ストレスを解消するための方法は無数にありますが、そのための時間をとれなければ、実行に移せることもないからです。なので、まずは1日10分でもいいので、その時間をとることを心がけてみてください。
運動
運動をすることは、ストレス解消に大いに役立ちます。緊張がほぐれ、ストレスホルモンの分泌が抑制されるためです。自分の好きな運動を生活に取り入れ、家庭内別居のストレスを軽減していきます。ジョギング、サイクリング、ヨガ、ストレッチなど自分がやってみたいことを進めます。
マインドフルネス
マインドフルネスとは「今この瞬間をあるがままに受け取ること」です。自分の感情屋体に意識を向けて、その状態を受けとめることで、ストレスを解消していきます。
呼吸に意識を向けたり、目を閉じて体の感覚に意識を向けていきます。場合によっては、瞑想をするということに取り組んでもかまいません。
体験談『2ヶ月の家庭内別居で限界を感じる』
ここでは、夫婦やりなおし相談室にご相談いただいた方から、ブログ読者さんのお役に立てればということで体験談を送っていただきましたのでご紹介します。家庭内別居の問題に取り組む際の参考になれば幸いです。
2ヶ月間、口を利かない
2ヶ月前に私たち夫婦は家庭内別居を始めました。その間、ほとんど口を利いていません。こういった環境なので、正直、メンタル的にも限界を感じてしまいます。どうにかこの状況を変えていけないだろうかと、毎日のように悩んでいましたが答えは見つかりませんでした。ですが何もアクションしないというわけにもいかず、行き詰まってました。
最初に何から取り組むかが大事
そんな折、私は夫婦やりなおし相談室に相談しました。そこでは、家庭内別居の解消を考えるより前に、まず自分自身のメンタルケアを優先するようアドバイスしてくれました。最初に何に取り組むのかが大事と言われ、確かに家庭内別居の問題から取り組むと、状況が空回りすると言うことがよく理解できました。
メンタルケアに努める
それまで私は、夫との関係修復ばかりに焦点を当てていましたがそれが間違いの元だったと思います。自分のメンタルがボロボロだったのに何をしてもうまくいくはずがありません。この気づきは、私の行動を大きく変えました。私は自分の心のケアに時間を割くようになり、趣味やリラックスできる活動にも意識的に時間を使うようになりました。
家庭内の空気が変わる
驚くべきことに、この変化が家庭内の雰囲気にも影響を及ぼし始めました。私が穏やかに過ごしていると、夫にもその変化が伝わり、家庭内の緊張感が和らいできたのです。自分自身が安定し、心に余裕が生まれたことで、夫と時々ですが、会話ができるようになり、家庭内別居の解消に向けて、着実に前進していることを実感しています。この2ヶ月が苦しかったですが、今はこのまま良い方向に変化していけるだろうと希望を持つことができました。
家庭内別居に限界を感じてもしてはいけないこと
たとえ家庭内別居をしていて、精神的に限界を感じていたとしても、してはいけないことがあります。そこで、ここではそのいくつかとを取り上げ解説します。
意思の疎通を避けること
家庭内別居だからということで、いつまでも相手との交流を避けることは状況がよくなることにつながりません。精神的な限界を感じているときは、まだそのタイミングではありませんが、いつかそうやって交流を図る必要があるということは心に留めておきましょう。
自己否定すること
自分を責めたり、否定することはストレスを悪化させることにつながります。家庭内別居になってしまったことは、自分の責任だけではなくお互いの責任であることを認識していきましょう。どちらか一方だけが悪いということではありません。
他人を責めること
家族や相手、あるいは親など誰かを責めることは控えます。それをしても、周囲と孤立してしまうことになり、問題解決につながりません。また、話し合い等の機会を設けることができたとしても、そこで相手を責める発言は控えておきましょう。
まとめ
今回は、家庭内別居で精神的な限界を迎えた場合、どう対応すれば良いのかと言うことについて解説しました。その他、具体的な家庭内別居の解決策は夫婦関係修復ニュースレターで公開しています。今なら無料購読できますので、下記のフォームからご登録ください。
よくあるご質問
ここでは『家庭内別居が続き気持ちも限界!』について、よくある質問をQ&A形式でお答えしていきます。
ストレス
【Question】
家庭内別居が続くと、ストレスがたまってしまいます。どうすればいいですか?
【Answer】
家庭内別居という環境を今すぐ変えることは難しくても、自分の精神的な健康を取り戻すための行動であれば、比較的すぐにとることができます。そして、自分にあったストレスを解消する方法、精神的健康を維持する方法を見つける必要があります。
気持ちが落ち込む
【Question】
家庭内別居中に気持ちが落ち込んでしまいます。どうしたらいいですか?
【Answer】
家庭内の雰囲気が悪いとどうしても落ち込みがありますよね。この場合、自分に対して優しく接することが大切です。例えば、自分のための時間をとる、好きなことをする時間をとる、友人と時間を過ごすなどのことが挙げられます。
家庭内別居の雰囲気が辛い
【Question】
今年に入り家庭内別居になっています。夕食時などの雰囲気が非常に悪く、ほぼ無言です。このような場合、どうすれば良いでしょうか。辛いので別々で食事をとろうかとも考えています。
【Answer】
確かに雰囲気が悪いと、夕食もおいしく食べることができないですよね。そこにいることが気まずいという気持ちもあると思います。その辛さから一時的に別々の食卓にしても良いとは思いますが、次に「戻したい」と思ったとき、簡単には戻せないこともあります。ですので、そこは総合的な判断も必要です。また、これまでどのようなことを試しきたか?ということも大事です。例えば「夕食の時はせめて普通に過ごしたい」などの提案をすることも検討してみてくださぃ。
関連記事
ここで『家庭内別居が続き気持ちも限界!』に関して関連記事をご紹介します。併せて読んで頂くことで、より知識を深めていただけます。
家庭内別居後の夫の気持ち
家庭内別居で夫の気持ちはどう変化していくのか?詳細は下記の記事よりどうぞ。
参考ページ:家庭内別居で夫の気持ちはどう変化?
出て行けという旦那
夫が出て行けといって来るとき、妻としてはどう対応するのが正解なのか?詳細は下記よりどうぞ。
参考ページ:旦那が出ていけいう!相手の心理や適切な対応などを解説
すれ違い
結婚生活ですれ違いが生じると、気持ちが冷めてしまうということがあります。詳細は下記の記事でどうぞ。
参考ページ:夫婦がすれ違いで冷めた!その兆候や取り組むべき事などについて解説
休日の過ごし方
家庭内別居中にどう休日を過ごせば良いのかと思ったことはありませんか?その場合の対応について解説します。
参考ページ:家庭内別居中の休日はどう過ごす?おすすめの方法を紹介
会話がないので困る
数ヶ月家庭内規別居が続き、その間、会話がない状態が続いているとしんどい思いをしてしまいす。その場合の対処方法について解説します。