相手が離婚したいと伝えてきたとき、思い留まらせるには、どう説得すれば良いのでしょうか?

切り札になるのは、実は『根拠』です。根拠というのは、理由づけのことです。

この根拠の使い方一つで、相手が離婚を思い留まる方向に進んだり、逆に意思を固めることになったりするのです。

そこで、今回は、離婚を思い留まらせるための切り札「根拠」についてお伝えします。

ご相談者様ご相談者様

私も先日、突然、離婚を言われて困っていました。切り札は根拠にあるんですね。どうすれば良いのか詳しく知りたいです。

切り札は根拠にあり

離婚する/しないという事について相手と話しをする際、どう説得すれば、離婚を思い留まらせることが出来るのか?と思ってしまいますよね。

その際の切り札になっているのは実は、根拠です。

この根拠の使い方が上手に出来るかどうか?これが、大きなカギを握っているのです。

ちなみに、根拠というのは、あなたが相手に離婚を思い留まらせたいと思っているのであれば、「離婚をしない方が良い理由」のことを指します。

では、具体的にこの根拠をどう活用して、説得すればいいのか?

まず、一番重要な要素の1つは「根拠の数」です。できる限り多くの「離婚を思いとどまるべき理由」をまずは用意します。例えば…

  • 子供がまだ幼いこと
  • お互い、修復のための努力がまだ十分ではないこと
  • お金の問題を解決すれば、結婚生活は続けられる可能性があること

というように、できる限り複数の根拠を取り上げることが重要です。この「数」に比例して、離婚を思いとどまらせるための説得力が増加するからです。

根拠数についての図解

数が大事な理由

事実、イリノイ大学Calder博士らの研究で、根拠が複数になればなるほど説得力が増すことが証明されています。


出典:AmericanPsychologicalAssociation

実験では、重婚に賛成する立場の文章と、反対する立場の文章を315名の被験者に読んでもらいました。そして、根拠の数を1、4、7と変えたバージョンを読んでもらいます。

すると、賛成の意見、反対の意見、どちらの意見であっても根拠の数が増えれば増えるほど、その意見に賛成する数が増えていったのです。つまり、根拠の数は、説得効果に直結するのです。

離婚を思いとどまらせる切り札の数

相手に離婚を思いとどまるよう、たった1つの根拠(理由)だけ伝えたのでは、説得効果は低いです。

しかし、多くの人は「子供が幼いから離婚しない方が良い」など1つくらいの根拠しか相手に伝えることをしていません。1つの根拠しか取り上げない場合、その根拠に反論されたら、こちらももう伝えることがなくなってしまい、簡単に離婚の方向に話しが進んでしまいます。

図解
なので、必ず、事前にできる限りの数を出すようにしてください。少なくとも3つは、離婚を思い留まるべき根拠を出す必要があります。

離婚の意思は伝え方でも変わる

離婚を思い留まらせる切り札となる根拠ですが、これをどう伝えるのか?ということも大切です。いくら複数の根拠を見つけても、その伝え方が適当だと、やはり説得効果がありません。

もちろん、実際のメッセージの伝え方は、会話の流れによってことなりますが代表的な根拠メッセージの伝え方についていくつか紹介しておきます。

1.数から伝える方法

最も典型的な根拠メッセージの伝え方としては、最初に数を伝えて、その後、1つひとつ詳しく説明するというパターンです。例えば、このように伝えます。

「離婚を決めるのはまだ時期尚早だと思う。理由としては3つあると思ってて、1つ目は…」

このような形で、全部でいくつの離婚を思い留まるべき理由があるのかを伝え、その後、詳しく説明していきます。

会話の展開についての図解
話しをする方としても、この方法なら伝えやすいのではないでしょうか。

2.1つ伝えた後、複数伝える

少し変則的な伝え方としては、離婚を思い留まるべき理由として、もっとも説得の力のあるものを1つ最初にぶつけます。そして、それに何とか相手が反論をしてかわしてきた直後に、複数ぶつけます。例えば、このような形です。

「離婚を決めるのはまだ時期として早いのではないか?というのも、まだ子供も幼くて私1人ではどうにも育てられないので」

と伝えたとします。すると、あーだ、こーだと言って、どうにか相手が「離婚した方が良い」という事を伝えてきたとします。そうしたら、その直後に次のような形で伝えます。

「それに他にも、Aという理由もあるし、BやCも心配だ。離婚すると簡単に言うけれど、多くの問題があると思う」

このような形で、相手がやっと1つの根拠に何とか答えた段階で、複数の問題(ここでは、離婚を思い留まるべき根拠)を相手に伝えることで「離婚は簡単なことではない」と実感できる可能性も高くなります。

パターン2の会話の展開

まとめ

今回は、相手に離婚を思い留まらせる切り札「根拠」についてお伝えしました。この根拠をどう活用するのか?ということで、説得力が向上したり、逆になくなったりします。

まずは、事前に「離婚をしない方が要理由」を複数、箇条書きで書き出してみてください。その際は、質にこだわらず、まずは数を出すことが大切です。数が説得力と結びつくからです。

事前に根拠を複数考えたら、後はそれを適切なメッセージの伝え方で伝えていきましょう。メッセージの伝え方の善し悪しは、相手が離婚を思い留まった方が良いという気持ちを起こさせることに直結します。

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