この記事のテーマについて
夫婦関係が悪くなったことを友人などに相談すると、高い確率で「まずは別居してはどうか」ということを勧められることが多いものです。しかし、別居には、いくつかのデメリットがあるため、安易にそれを進めることはよくありません。デメリットを十分考慮した上で、どうすべきかを判断してください。そこでここでは、別居についてのデメリットを取り上げ解説します。

この記事でわかること
  1. なぜデメリットを考慮すべきなのか?
  2. 具体的なリスクを事前把握できる
  3. 体験談を通して別居のデメリットを学べる

別居のデメリットを考慮する重要性

別居のデメリットとは、夫婦仲が悪いので、一方が家を出て別々の生活をする事によって生じる問題点や不利益のことです。もし今後別居を考えているのであれば、これらのデメリットを考慮した上で進める必要があります。安易に別居してしまったら、あとで「こんなハズではなかったのに」と思うことになるからです。

重要性についての図

別居によって生じるデメリット

ここでは、実際にどのようなデメリットが生じているのか、具体例を挙げて解説します。

補足解説

別居にはいくつかのデメリットがあります。例えば、親密さを築くことは別居期間中、難しいでしょう。また、経済的な影響もありますし、そこから離婚問題などに発展してしまう可能性だってあります。共有時間が減り、関係を維持するのには多くのエネルギーを必要とします。
参考:10 Pros and Cons of Living Apart Together

コミュニケーションの減少

コミュニケーションが減少してしまうことは、別居のデメリットです。一緒に暮らしているときは、日常生活の中で自然とコミュニケーションが生まれますが、別居するとその機会が大幅に減少します。その結果、お互いの考えや感情を共有することが難しくなり、誤解や不信感が生じやすくなります。

気持ちが離れてしまう

別のデメリットとしては、相手の気持ちが離れてしまう点が挙げられます。別居が始まると、夫婦は物理的に離れるだけでなく、感情的な結びつきも弱まる傾向にあるということです。日々の生活を共にしなくなることで、お互いの気持ちを理解し合う機会が減り、心の距離が広がりやすいです。
心理的距離ができる
例えば、別居することによって相手の様子が見られなくなるので、不機嫌なのか、快適にやっているのかと言うことが分からなくなります。また、離婚について考えているのか、前向きに結婚生活を捉え直そうとしているのかなど、何を考えているのか分からないという状態になりがちです。

参考ペーシ:別居後に夫の気持ちが離れないか不安?

寂しさを感じる

寂しさが増すことは別居におけるデメリットの1つです。夫婦が一緒にいることで得られる安心感や支えがなくなると、寂しくなりがちです。特に別居が始まった当初は、その孤独感を強く感じることがあります。この孤独感や寂しさは、ストレスや不安、うつ症状を引き起こすことがあり、精神的な健康に悪影響を及ぼす可能性があります。

参考ページ:別居になって寂しい!この気持ちにどう対処すれば良い?

連絡するのが怖くなる

連絡が怖くなってしまうということもあります。例えば、別居後、しばらく連絡を取らない期間があったとします。その場合、次に連絡をとる時に「なんて声をかれけようか」とか「離婚と言われるのではないか」など、様々な心配が出てきます。そうすると怖くなってしまい、別居解消に向けての行動がとれなくなってしまいます。
連絡をとるのが不安
参考ページ:別居している夫に連絡をとるのが怖い

経済的負担

別居することで、経済的負担が増加するというのは、デメリットの1つです。夫婦が一緒に暮らす場合、家賃や光熱費、食費などにおいて、合理的に節約できます。しかし、別居するとそれぞれが別々の住居を維持するため、余分な費用がかかってしまいます。

浮気が始まるリスク

一定期間、別居が続いてしまうと浮気が始まってしまうという可能性があります。一人で生活をしていると孤独気を感じるので、そうなりがちです。またその場合、別居しているということもあり、発見が遅れがちです。そうなると、浮気が進行してしまい、別れてもらうのにも時間がかかります。
不貞のリスクをイメージ
参考ページ:別居中に浮気されたときの対策

子供との関係が希薄

時には、別居することが親子関係に影響を及ぼすこともあります。別居して出ていった親は、日常的に子供と過ごす時間が減少し、子供の成長や日々の変化を直接目にする機会が少なくなるというデメリットが生じます。結果として、親子間の絆が弱まり、子供が感じる安心感や信頼感が低下する事になりがちです。

参考ページ:別居が子供に与える影響!対応方法や体験談などお伝えします

一人が楽と思われる

別居が長引いてしまうと、相手が「自分一人で暮らした方がに楽だ」と思われるリスクが生じます。こう思われてしまうと、同居に戻すことが困難になります。

特に、夫が食事や家事などに関してストレスを感じないのであれば、一人ぐらいの法が気軽だと思われてしまいます。起床時間や就寝時間も自由、休日は一人で自由に過ごせる、食事の用意はやや面倒でも友達を自由に呼蕪湖ともできるなどのことがあると、別居生活から同居に戻すことの方がしんどい感じます。

長引く可能性

自分は長くしても数ヶ月程度で別居を終えるつもりでいたとしても、相手は年単位で別居するつもりだったということもあります。この場合、別居の解消が進まず、長引いてしまいます。長期にわたる別居は精神的にも疲れてしまいます。

参考ページ:長引く別居生活に疲れたら?

怒りが憎しみに変わる事もある

冷却期間のつもりで別居をしたとしても、逆効果になり相手が憎しみを持ってしまうということもあります。本来、距離をとることで、感情はトーンダウンしていくことも多いのですが、相手が理不尽な思いをしたことを頭の中で反すうして、そのまま怒りが憎しみに変わってしまいます。

こうなってしまうと、連絡を拒絶するようになったり、離婚を要求していく見ることが増えるといったことが生じます。

別居のデメリットを最小限に抑える方法

いくら別居にデメリットがあるとしても、様々な事情から別居せざるを得ない場合もあります。その場合、別居によって生じるデメリットを最小限に抑えたいものです。そこでここでは、その点についていくつかのポイントを取り上げ解説します。

連絡手段の確保

連絡手段の確保することは、別居のデメリットを最小限に抑えるために重要であり、かつもっとも基本的な方法です。別居後、音信不通になってしまうと、誤解や不信感が増大し、関係の修復が困難になります。

しかし、定期的な連絡を取り合うことで、いくらかでも相手の様子を知ることができるため、それをとっかかりとして関係修復のために行動をとることができます。

定期的な子供との面会

定期的な子供との面会をすることで、別居によるデメリットを抑えることができます。通常、別居になると親と子供の間の日常的な交流が減少し、関係が希薄身になりがちです。

そこで、定期的に面会することで親子関係を維持し、子供の心理的な安定を支えることができます。また、面会をすることを通じて、夫婦関係を修復するキッカケに変えていくことも可能です。
面会をしている姿

家計の相談

家計の相談を定期的にするようにしてください。別居後、お互いの生活費の管理は別々になり、それぞれがどれくらいの費用を必要とするか予測が難しいためです。定期的に、家計についての話し合いをすることで、お互いの経済的な状況を理解し、必要な支出や予期せぬ出費に対する計画を共有することができます。

この家計の相談は別居が始まった初期の時に、あるいは別居前にしっかりしておけば、その後、それほど話し合いをしなくても良いです。しかしそれでも、突然必要になる出費もあるため、相手と「家計については今後も、時々話をするようにしよう」と伝えておく方が無難です。

期間を決めておく

もし可能であれば、別居期間を事前に決めておくようにしてください。そうすることによって、別居解消ができないで、ダラダラと続いてしまうということを防ぐことができます。また、このまように期間が決まっていることで「いずれは同居に戻れる」という安心感が生まれ、メンタル的にもおおきなプラスになります。

ただし、期間の限定は相手が承諾してくれないこともあるので、慎重に話しを進めていきましょう。

参考ページ:期間限定で別居する方法!メリットや方法、注意点など解説

体験談『別居して初めて分かったデメリット』

ここでは、夫婦やりなおし相談室にご相談いただいた方から、ブログ読者さんに参考になればということで体験談を送ってもらったため、ご紹介しておきます。

友達に夫婦問題を相談

夫婦関係が悪化していることを友達に相談しました。友達は「とりあえず、別居すれば」とアドバイスをしてくれました。その言葉を真に受けてしまったことが、災難の始まりだったと思います。友達はよかれと思っていってくれたのだと思いますが、安易にすべきでなかったと今なら思います。
友達と話しをする姿

生活費がかさみ、会話も激減

別居してみると、想像以上に生活費がかさみ、夫婦間の会話も激減しました。しかも、私から別居をしたいと伝えてしまったため、夫は「あなたから別居と言ったのだから、当面解消するつもりはない」と言われ、何も言えなくなりました。別居して初めて、その多くのデメリットに気づいたのですが、このときには手遅れでした。

別居解消に向けて動き出す

私はどうにかして別居解消したいと思い、夫婦やり直し相談室に相談しました。そこで決めたこととしては、夫と定期的な関わりを持つことです。私も同居を急がず、そこから進めて行くしかないと覚悟しました。早速、私は夫と月1回の食事の機会を設け、それを10ヶ月続けました。この頃から、ようやく夫が自宅に寄ることや、別居解消に向けた話ができてきました。

参考ページ:別居解消に役立つ5つの方法

後悔している

振り返ってみると、安易に始めてしまった別居がこんなに大変なことになるとは思いませんでした。もし同居を続けていたら、もっと短い期間で問題を解決できたかもしれません。私が言えることは、別居が関係修復に必要なときもあるとは思うけれど、それでも安易にはしてはいけないということです。私の場合は、相談したこともあり運よく、最終的には関係を修復できましたが、関係が悪化していたらもうどうなっていたことかと思ってしまいます。

まとめ

今回は、別居したことのデメリットについてお伝えしました。別居刷る場合もこれらのデメリットを踏まえて、慎重に検討して進めるようにしてください。その他、別居に関する具体的なノウハウは下記のフォームから登録できるニュースレターを参考にしてください。

よくあるご質問

ここでは『別居のデメリットについて解説』について、よくある質問をQ&A形式でお答えしていきます。

別居を楽しむ夫

【Question】
夫が別居を楽しんでおり、なかなか同居に戻せなくなってしまいました。1人暮らしを満喫しており、毎日友人と飲み歩いたり、休日も子供の世話などしなくて良くなったため、本人は自由に過ごしています。私が想定していなかったデメリットです。どうすれば、夫に別居を楽しむのではなく、反省などを促すことができるでしょうか。

【Answer】
時々、独身生活のような気分に戻り、相手が別居を楽しむようになってしまうことがあります。この場合、本来の別居の趣旨と外れてしまうこともあり、デメリットといえると思います。このような場合は、たまに今後の事について話し合うなどの機会を設けてみても良いと思います。

参考ページ:別居が楽しいという相手にどう対応する?問題点や事例を踏まえて解説

友達に言うデメリットは?

【Question】
別居したことを友達にいうのは、デメリットがありますでしょうか?最近、友達に別居したことを隠すのが疲れてきてしまいました。ただ、一度告げてしまうと、もうなかったことにはできないので、メリットとデメリットを比較して検討したと思っています。

【Answer】
友達に言うことによって、その友達が離れていってしまうなどのことはあります。また、その話しをしたことがパートナーの耳に入り、夫婦関係が悪くなることもあります。もちろん、伝えることによって精神的な負担が軽減することもあるので、自分の環境に合わせて検討する必要かあります。

参考ページ:別居したことを友達に言うべき?メリットやデメリットから検討